母の治療は順調のようで、体力の衰えもさほどなく無事でいる。

治療中は食欲がないらしく、病院の食事にほとんど手をつけない。

帰ったら、いっぱいおいしいもの食べるからいいのだそうだ。

やはり、吐き気などするのだろう。


さて、今回も父のこと。

前回に増して、足は腫れて痛そう。

そのせいか動作がにぶく、見ているとイライラするほど。

治療についていったが、診察室に入れてもらえなかったので、後で先生に聞くことにした。

10時半からの診察が終わったのは1時近かった。

近くで一緒に食事をして駅で別れた。


・・・・電車に乗ったフリをして、病院に戻る。


担当医に状況を聞くためにである。


手術前に時間をとってもらったせいか、担当医はかなり失礼な口調で言った。


医大での手術をすすめているのに、母の病状のことなどで手術や治療に関して自分の薦めを受け入れないと。


しかし、その口調がどうも私にはムカツク


詳しいことは書けないが、質問に質問で返し、しかも、こちらが困惑すると質問を何度も繰り返し、まるでその口調は尋問のよう。


父が話しても無駄だと言った意味がわかるような気がする。


医者と患者の信頼関係の大切さをあらためて感じた。