病院に行くといきなり、母は個室に居るという。
さらに、面会謝絶だという。
おどろいているところへ、担当の看護師が現れて、
「インフルエンザが流行っとるんで、大事をとっておかあさんには個室に入ってもろうてます。」
今朝、少し熱があったので隔離されているようだ。
私が行ったときには、熱もさがっていたので、マスクをして面会。
途中、食材を買って実家へ戻る。
父は、座ったり立ったりするのも辛そうだった。
あの年代の人(昭和ヒトケタ)は我慢強いのが仇になっているのだろうか。
どうみても、足はパンパンに赤く腫れて、痛そうなんだけど、痛くないという。
風呂の掃除や寝床の準備など、自分でやりたがる。
できることはなるだけ自分でやった方がいいんだろうなと思ってまかせる。
側で、みているとハラハラのしどうしである。
寂しいのか習慣なのか、台所にもお風呂場にも寝室にもラジオがあって、父が移動すると鳴り出す。
母が治療入院の日は、弟を私が交代で泊まるようにしている。
何しろ、低血糖を起こしてふらついて危うく頭を強打するところだったとか、起き上がれなくてトイレに間に合わなかったとか、起き上がってテーブルに手をついた拍子にすべったとか・・・
昼間はとにかく夜中は怖いので、ついている。