母は何のためらいもなく、主治医のところでオキサリプラチンの治療をするという。
いや、何のためらいもないわけではないと思うが、ためらう姿は見せない。

私は風邪がまだ完治しないので、入院は弟がやってくれた。
明日、肩のあたりの静脈に注射のための管を埋め込む手術をするらしい。
それだけでも辛さそうなのに、大丈夫だろうか。

電話の声は元気そうで、いつもながらあっけらかんとしている。

昔、ウジウジと悩んでいたり、悲観的になっていると、母から「しょうがないよ運命たい」とよく叱られた。

母や運命論者なのかな。

母と同じように大腸癌と戦っている人をネットで見つけた。

 うずママのガンとの日常

うずママさんは、母と同じように肺へ転移し、オキサリプラチンの治療を一足先に始められた。
他人ごととは思えない。うずママさんのブログを読みながら、心の底から克服してほしいと願うのです。