土曜日に母の病院へ行ったとき、主治医に会った。

会えると思っていなかったのでセカンドオピニオンのために資料と紹介状を用意してほしいと伝言したら、先生の方から話したいと言って時間を作ってくれた。

がんセンターのサイトを見て セカンドオピニオンはお金がかかるんだねと気にしてくれた。紹介という形で受診もできるような内容で用意してくれるようだ。

場合によっては、母の転院や治療なども否定しないということらしい。

ただ、「やっぱりガンセンターがいいですか」と、知らないところへ母をやるのは不安なようであった。
場合によっては治験も考えているし、とにかく情報がほしいと言ったら、「わかりました、何でも協力します」と言ってくれた。

若いがしっかりした、私には良い医者に見るがどうだろう。

母は肺に転移していることも知っていて、「切って少しでもよくなるなら切ってほしいけど、切られんらしい」と私に説明する、気丈さだ。
父が静脈留で手術を勧められているのに逃げ回っているのを見て「私の方がいさぎよい」と言ってのけるほど。

こうして、10月24日紹介状と資料を弟が受け取ってきた。
資料は50枚ほどあるそうだ。