もう20年くらい前の話しで、以前の記事と重複するような気がするのだけれど、まぁ構わず書いてしまおう。

夏休みで帰省していた時。
平日の午後4時台の地元のFM局の番組で、時間帯ゆえ特に聴取率を気にする必要もないのか、パーソナリティーかディレクターの趣味が色濃く反映される構成になっていて、基本JFN系列で邦楽の選曲が多い一般の番組とはやや趣を異にする洋楽を中心に流すローカル局制作の番組であった。
本を読んだり、うたた寝するののBGMには丁度良くて、好んでダイヤルを合わせていたような気がする。 そこでふいに流れてきたのがthe sundaysとprefab sproutの楽曲。
そんなに上手い偶然がある訳でもないから、当然オンエアされたのは別々の日。
心に残る曲だなっと思って慌てて走り書きした覚えがある。
今みたいにネットが普及する以前だったので、オンエアされた曲を調べるのは困難で、パーソナリティーの声に耳を澄ませてメモするしかなかったのだ。
曲はthe sundaysが「here's where the story ends」

The Sundays - Here's Where The Story Ends(pv)


仮に携帯やスマフォで観れないって方はこちら↓を

The Sundays Here's where the story ends 1997(live)


prefab sproutの方は「we let the stars go」

Prefab Sprout - We Let The Stars Go


メモを取る段階でそういえばこの2つのユニットはサークルの後輩が熱く語っていたなぁっと思い出しながら、確かに名曲だわい、と納得した次第。
これまたネットが普及した現在では想像出来ないかもしれないのだが、アーティストと楽曲名を雑談の中で聞いたとしても、今みたいにネットで直ぐにチェック出来る時代でもなかったのだ。

故郷では輸入盤を売る店もあるにはあったのだが値段が高く、中古盤を売る店の見当もつかなく、またその店に行く交通費も馬鹿にならないので、東京に帰って来てから、揃えたっけ。

今でも夏の終わりの西陽が部屋をマーマレード色に染めて、その中でこの2曲に出逢った情景はまぶたに焼き付いている。