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さて去る10月15日(金)の夜にelect-link(エレクト・リンク)さん のライヴに行ってきました。

何でも旧知のお知り合いが渋谷にLIAISON CAFE(リエゾン・カフェ) というお店をオープンされたそうで、そのゲスト・ミュージシャンとして招かれたそうです。

予約30名となっていましたが、果たしてあの中にelect-linkさん目的でない一般客がいたのかは不明なくらいの大盛況っぷりでした。
一応は通常営業の傍らでelect-linkさんが演るという形でしたが、完全に彼らのワンマン・ステージ。

ステージは20時からの2部制となっていてelect-linkさんは始まる前からもうファンに取り囲まれ、休憩時間もサポート・ミュージシャンとして参加されていたピアニストの七瀬さんも含めて挨拶に大わらわっという状態。
私はelect-linkさんにとってはアウェイな雰囲気の会場に出没する機会が多かったので、今までいかに贅沢な状況を享受していたかに気付き、運命の嬉しいイタズラに感謝しまくっていました。

オープニングはしっとりとしたナンバーの「めざめの朝」。
ヴォーカルのイシカワ・ジュンコさんが情感たっぷりに唄いきり、観客の心を軽く鷲掴みにしたあとは軽快なMCを挟んで、普段は作曲・アレンジを担当している木恵つよしさんが作詞にもチャレンジしたというコミカルで皮肉の利いた曲「いい女」。
チャーミングなジュンコさんが小狡い女性に見えてくるから不思議です。
この辺の緩急の付け方、表現力の豊さ、引き出しの多さは、さすがにセミ・プロのアーティストさんだなっと感嘆させられます。
そういった流れでオリジナルを中心に要所でカバーも織り交ぜながらステージは進行していきました。
正直上手くまとめられないでいます。
彼らの言葉を借りるなら『伝えたい言葉 うまく見つからない』って所でしょうか…。

elect-linkさんは彼らの基本的なスタイルは崩さないものの、会場によって演り方を器用に変える事の出来るアーティストさんです。
実力に自信があるから出来る技でしょう。
この夜は、カフェのオーナーのこだわり抜かれたお店のセンス・雰囲気に合わせ、情熱を秘めつつも柔らかに演る風に決めていたみたいで、見事にそれを全うしてもいました。

会場はelect-linkさんの一挙手一投足に注目する感じで観客は呑まれるように観入ってましたっけ。
普段は盛り上げ役に徹しガンガンにノル私もさすがに今回は控えました。

あらかじめ用意して頂いていた席はコアなelect-linkファンが集うテーブルだったらしく、ステージの幕間やステージ後にはelect-linkさんや彼らのボス・サエキけんぞうさんの話しで盛り上がる事!!
これもまた愉し。
まだelect-linkさんと懇意にさせて頂き1年未満の私は同席した方の熱いelect-linkトークに舌を巻くばかり。

しかし、東京という街に住んでいる地の利を活かし動いてみるもんです。
音楽方面にちょっとだけ首を突っ込んでから1年と少しで、以前からの憧れだった、サエキけんぞうさんとも対面を果たせましたし…。
有須悟史、本人その価値あまり認識していないまま意外と凄い場面に出くわしています!!

あっあと今回の会場となったLIAISON CAFE(リエゾン・カフェ)さん 、は相当「使える」お店ですよ。
お店のインテリア、使用しているテーブル・ウェア、料理ともに間違いないです。
料金もリーズナブルです。
そしてまたこれがお客が気後れしないかなり落ち着ける雰囲気ながら、よく目を凝らすと非常にセンスが好いという絶妙なラインを突いています。
ズレた女の子でない限りハズシはないです。
かなりオススメ!!

この辺はelect-linkさんの音楽性にも通じるような気がします。

いやはや、『慈愛』と『熱情』に満ちたとっても素敵な夜でした。


-セット・リスト-

1st
1.めざめの朝
2.いい女
3.シンデレラ・ガール
4.カントリー・ロード(カバー)
5.木の下で
6.love


2nd
1.makin'love
2.rain's blue
3.風の谷のナウシカ(カバー)
4.All You Need Is Love(カバー)
5.ever green
6.forever friend