ダメタは新聞を読んでいるマルクの横で激怒している。


ダメタ「6月=微妙に蒸し暑い」


ダメタ「これをなんとかしろ6月め!!!!」


マルク「こいつバカすぎて月と話し始めた。」


マルク「あっ

6月生まれの人本当にすみません。」


ダメタ「蒸し暑いならまだしも!!」


ダメタ「微妙に寒いんだよ!!!」


マルク「人じゃないんだから届かないっつーの」


ダメタ「じゃあ神様への15個目のお願いで6月を擬人化してもらおう。」


マルク「お願いしすぎだろ」


ダメタ「あ、16個目か。」


マルク「無礼者!!」


6月「こんにちは」


ダメタ「6月め!!

微妙に蒸し暑くて不快なんだよ!!」


マルク「生まれてすぐ不満言われるとか可哀想すぎる」


6月「えっ」


6月「すごくタイプ。」


マルク「マジかよこいつ。」


ダメタ「蒸し暑いのを解決してくれたら付き合ってもいいよ。」


6月「あ、そういうことではない。」


マルク「めんど」


6月「ゲームで星のカービィあるなん。」


ダメタ「うん。」


6月「わたしカービィみたいな人がタイプなの。」


ダメタ「まさか俺がカービィに似ていると?」


6月「そうじゃない。」


6月「あなたもカービィも好きじゃないしわたしは嫌いじゃない。」


ダメタ「なるほど」


マルク「怪文書に納得するな」


6月「あなたって変なん。だからもうさらばなん。」


マルク「おまえだよ。」


ダメタ「ちょっと待って!」


6月「いったいなんなんなん。」


マルク「あぁ語尾のせいで変な風に。」


ダメタ「せめて湿気を少なくして。」


6月「わたしなどーもできないなんんなんけつふーにたのんで。」


マルク「何何何。」


訳:私にはどうにもできないよ

  そんなん季節風に頼んで


マルク「訳付けるなら最初から方言風文章作るな。」


ダメタ「あ!6月ー!!!」


ダメタ「そんなん季節風に頼んで、かぁ…」


マルク「聞き取れたの!?!?!?!」


ダメタ「神様へ17個目のお願いするか。」


マルク「1日に何回も神頼みするな。」


ダメタ「あ、19個目か。」


マルク「もう嫌だ。」


勝者 6月

勝因 全てが不思議すぎる