財産分与について。
結婚生活において夫婦で築き上げた財産を
離婚時に分けることです。
貯金や保険料、家具や車、不動産
退職金などがそれにあたります。
負債、、、例えば住宅ローンもこの
財産分与の対象に入ります。
つまり、負債も半分こになる。
注意したいですね。
うちの場合は、夫に借金があったので
財産と呼べるものはほとんどなく
びびたる貯金も、離婚騒動で夫に
全部使われました。
ポイントになるのは、別居するまでに
なし得た財産が対象になるんだそうです。
別居後に作った財産については
分与の対象にならないようなので、
財産に関しては日頃から把握しておく
ことをオススメします。
さて。これを踏まえてうちの場合。
不動産…マンションだけが財産と
呼べるもの。
私は、なんとかしてこのマンションを
引き継ぎ、譲り受けることができないかと
試行錯誤しました。
養育費を払ってもらうならば、
このマンションのローンを払う形でも
いいんじゃないかと思ったからです。
でも。
養育費不払いの人が多い日本
では、ローンだって支払わなくなること
だってゼロではないです。
ローンが支払われなかった時点で
競売にかけられ、追い出されます。
任意売却という方法もあって、
銀行や保証会社の同意があれば、所有者の
意志で不動産を一般市場にて売却すること
が可能に。借金を圧縮するときに用いられる方法で専門の業者さんがいらっしゃるそうです。
最近は、家やマンションを買った不動産の
方で買い取ってくれたり、賃貸に出したり
するようなサポートもあるみたいですが、
購入した不動産限定のようですね。
賃貸に関しても、持ち主の維持費が
かかるので、最初はマイナスになることが
ほとんどで、順調に回せるようになる
には数年を要するので、資金がやや必要
だということなんですね。
私はそもそもローンも組んでません
でしたし、正社員ではなかったので、
引き継げる能力も認められない。
資金のない私たちには、夫には、
どだい無理な話でした。
借金をする夫に、信頼性はゼロ。
いずれ逃げてしまうんじゃないか
と私は思っていました。
払い続ければ、不動産が財産として
残るということは、何もない私に
とっては大きかったのですが、
毎月毎月、ちゃんと支払われるだろうか、と
心配しながら過ごすのは
とてもストレスになるだろうと判断。
支払い能力に難ありの
人に生活をかけては
ダメ
と弁護士の先生にも強く言われ
泣く泣く手放すことに。
夫婦でローンを組んでる場合でも、
片一方にローン名義を移すのはとても
大変なのだとか。
これは、銀行が家を買った時の契約時の
名義を途中で変えることをよしと
しないからだそうです。
まあ。。。信頼の元に低金利で
貸してるわけだから、その理由も
わからないでもないですけどね。
とにかく、ローン減税やらも関わって
くるし、不動産は本当に大変です。
でも、不動産を手にしても
平気で不倫したり、すぐに手放す
人も多くなってきた昨今。
日本大丈夫か。。。
そんなに簡単な買い物ではないはずなのに
あっさり捨てるうちの夫に関しても
信じられない気持ちでいっぱいでした。
本当に何から何まで
行き当たり
ばったりの
生き方





いやいや、そんなのないっしょー
と思われるかもしれませんが、
いるんです。
うちの夫がそうですから。
私も私でよくこの無計画な夫に
15年間もついてきたものだなと
思います。
15年も無駄にした。
15年で気づけた。
どう受け取るかは私次第。
でも、私はまだやりなおしがきく!
と前向きに考えてます。
子どもが大きくなってからで
良かったな、、、と思う面と
だからこそ苦しんでいる部分と
両面がありますね。
小さい頃だと、子どもは何が起きたのか
あまり理解しないまま別れると
思うので、ある意味巻き込まずに
済むのかな、とも思いますし、
うちの子どもたちのように、ある
程度大きくなって、もう夫が
何をしたかを理解できる年齢に
なってからだと、精神的に受ける
ダメージがものすごく大きいので
巻き込みかたがすごい。
その代わり、もう自分で色々
考えることも話すことも
できるし、支えてくれる存在に
なってくれます。
情けない母ですが、2人の支えが本当に
ありがたく、逆にこの支えが
あったからこそ、この離婚騒動を
乗り越えられてきた、とも言えるので
皮肉ながら、2人の成長をこんな
形で知ることになるのでした。