離婚協議には、様々な名目があります。
まず大きいのは
①養育費。
不払い問題も起きていますが、これは
子どもが成人するまでの養育費です。
子どもと一緒に暮らしている方が相手方に
請求できます。
月々(もしくは一括)保証するものです。
なのに、不払いが起きている事実。
これは、どんどん声を上げていかなければ
逃げ得が増すばかりなので、声を上げていきましょう。
ただ、本当に相手がバカすぎると、
養育費なんていいから、さっさと終わらせて
新しい生活に切り替えたいと
いう気持ちになるのも、とてもわかります。
私もできるならばそうしたいです。
ただ、財力が私にはないから、ここを
避けて通ることは自分のためにも
子どものためになりません。
だから、もう嫌だ!と投げ出したく
なるときには
子どものためだから
未来のために頑張ろう、
と心には言い聞かせていました。
そして、私のようなサレ妻で相手が
不倫した場合は
②慰謝料
そして夫婦であった期間に
一緒に貯蓄したもの(貯金や保険や不動産、退職金)
③財産分与
が主になると思います。
離婚扶養義務というものもあり
いきなり、専業主婦だった方が放り
出される場合は、相手方に用意が
整うまで生活費を払ってもらうと
いう考え方もできるようです。
離婚する間は
婚姻費用も申し立てできるので、
別居しているのに何ももらっていない
という方は申し立てを行ってくださいね。
(私の見解:婚姻費用申し立て調停を行うと
時間がかかって、決まるまでに
経済困窮するという事実もあります。
この間は、行政が支援する制度を作るとか
この申し立てには時間をかけずにスピードを
持って対処するような法律制定を望みます)
私はこの全てをきっちり協議して、
この書類だけで強制執行できるという
執行認諾文書付きの公正証書の
作成を第一の離婚条件
として夫に提示しました。
夫はなんだか調停にしてほしそうでした。
その理由は、自分で話し合いをすることが
面倒だからでしょう。
強制的にしないと、やらないって、
自分が起こしたことなのに
どんだけバカなんですか。
と言いたいけれど、言ってません。
だいたい調停は、どこで起こすのかという
問題もありますし、大阪に逃げた夫と
私には場所問題は大きかったので、
できれば協議で決着したいという思いでした。
ちなみに調停でも協議書は作られますが
同じような効力を持つものだそうで
公正証書と変わらないみたいです。
参考までに。
話し合いにならない方は、離婚調停で
最終的にこの書類を作ってもらうと
いう形でも良いと思います。
調停になった時点で、裁判を想定しなければ
なりませんけど、もしここで決着が
つけられるならしたいですよね。
裁判もいきなりではなくて
調停から起こすのが一般的な
順番だそうです。
これは全てネットや本、
弁護士先生に聞いたりして
調べたことですが念の為に、
ご自身でも調べてみてくださいね。
さて、①の養育費から検証したいと
思います。
これは養育費算定書から計算される
ことが多いようです。
同意していればこれ以上の金額も
もちろんありだと思いますが、
離婚協議の時は相手方はできるだけ
払いたくないと思うもの。
ここが最低ラインだということを
示すためにも参考になさってください。
http://www.courts.go.jp/tokyo-f/vcms_lf/santeihyo.pdf
私の場合は、夫の年収はかなり高い
ものでしたが、不倫による勝手な
退職で年収はかなり下がりました。
これは相手方の勝手な都合で、
私たちには何も関係はありません
養育費は少しこの算定表より高い額を
出してきたのは、早く解決したい
ためだと思いましたが
ものすごく高くはありません。
むしろ、会社を辞めてなければ払えた
額よりは下がっているので、
私的には納得はいっていません。
でも、夫は「ないものはない」という
姿勢なので本当にぶっ飛ばしたい
気持ちですが、「子どものため」を
強調して進めてます。
養育費払いの法律が変わり、来年5月から
施行されるので、これまでよりも
取り立てから逃れにくくなります。
なので、これから離婚を考えられる方は
養育費をきっちり
公正証書に残して
強制執行できるようにしてください。
不倫を働く輩は、踏み倒すことも
なんとも思っていませんが
法的なことが揃えば、抑止力には
なるはずです。
簡単に養育費なんて払うよ、と
言って欲しくないですね。
養育費は、自覚がないとだんだん払うのが
苦痛になってくるはずです。
再婚なんてしたらますます払う気なんて
起こらないでしょう。
そのためにも面会権は大切だとも
アドバイスをもらいました。
つくづく協議はイラつくことばかりですが
慎重に!
続きます。