うまくいってると思ってた義両親の
手のひら返し。
そして開き直った夫を相手に
協議に進まざるを得なくなった私。
それでも離婚をするかしないかは
わたしに決める権利はあった
でも。
もうもはや、わたしや子供たちから
逃れたい夫は、そのまま帰らず
マンションも放置しっぱなしだった
自分の非道ぶりについても
全く反省の色はなかった
私に言わなきゃいけない
ことがあるんじゃないの?
何かわたしにいうこと
あるよね?
そう何度言っても
わかってても、言わなかった
悪いとは思ってないから
全部こうなったのは
わたしのせいだから
謝る必要はない
夫はそして、勝手にどんどん
離婚に向けて進めていく。
ある日家の電話が鳴り、出ると
不動産からだった。
マンションの査定はいつが
いいですか?
全く聞いてなかった
夫は勝手にマンションを売ろうとしていた
夫は、有責配偶者で不倫相手は
認めている。
有責配偶者からの離婚は原則
認められない。
と、ネットでも本でも
弁護士相談でも聞いた。
強引に進めることで
離婚の方向にのせよう
としてるのは明らか
不安な顔の子どもたち。
お父さんはどうして
帰ってこないのか。
もう、すべてを話さなければいけないところまできている
わたしは、夫にラインした
私
なぜ勝手に不動産に連絡したの
聞いてません
夫
言ってないからね
私
で、どういうつもり?
夫
査定してもらおうと思ってる
私
あのさ。そういうことは私に
連絡すべきだし、まずそういうことの
前にやらなきゃいけないこと
があるよね。
夫
なに
私
子どもたちに話すよ
夫
何をどこまで話すの?
一方的な話になるんじゃないの?
私
あなたから話してもいいよ
夫
………
私
もういろいろ黙ってるの
厳しいよ
上は気づいてるよ
夫
お前が何か言ったんだろう
私
前のパパじゃなくなったとは
言ってるよ
夫
………
子どもは赤ちゃんじゃない
もういろんなことがわかる
年齢なのに
夫は子どもへの説明責任から
逃げ続けた