突然離婚宣告され、苦しみながらも
水面下で動き、夫の不倫相手に
慰謝料請求をして、相手が認める
ところまでやってきた闘うサレ妻
(2人の子持ち)です。
少しずつ離婚問題に対処してきた私。
離婚したい、やっていく気は無い!と
言いつつもいつも受け身で、
離婚そのものを進めようとは
してこなかった夫。
外からは変わらぬ生活をしている
家族ではありましたが、
私たちを取り巻く人間関係は
当然ながら壊れていきました。
帰ってこない父親。
見捨てられたと悲しむ子どもたち。
表情が暗くなり、笑うことも
少なくなりました。
義両親は最初こそ、味方のように
なってはくれましたが、
不倫が発覚してからは完全に逃げ腰。
息子が不倫に
走ったのは
私さんのせい
と言わんばかりに
いや、そう思ってるんでしょう。
こちらの気持ちに寄り添っては
くれませんでした。
こちらを気遣うこともせず、
空気を読まずに
一方的な連絡をしてきたり、
夫にも連絡しているのかして
いないのか、、、、
お金のことを相談しても、
「息子には連絡している」の
一点張りで、実際には夫からの
アクションなし。
仕方なく、自分から動いて
いつも始末をつけてました。
そんな義両親に対して
不信感が募り、私も連絡を
しなくなりました。
途中からは、完全にコミュニケー
ションを取れなくなりました。
私はまず、謝罪が欲しかった。
でも義両親は息子がしでかしたこと
から目を背けて、謝ることはしなかった。
なぜならこうなったのは
ぜんぶ私のせいだから。
だから息子は悪くない。
この脳内変換が凄まじかった。
みっともなかったです。
不貞や借金の
事実は事実なんです。
そんな時に
たまたま、不倫を夫が認めてから
うちの両親と
義両親が顔をあわせる
機会がありました。
逃げに逃げまくっていた義両親は
うちの両親を目の前にしても
謝ることはしませんでした。
父は、義両親に対して
責めたかったと思います。
でも、場を考えて
冷静に言葉を発していました。
その姿を見て、
パパ、すごい。
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ただ、ただ、尊敬でした。
感情的になっても全然
仕方のないことをしでかして
いるのに。
もう普通ではなかった
両親の姿、言葉。
父はいつもいつも怒って
イライラしてるのに
こんな時は至って冷静。
すごかったです。
とはいえ、へこへこしている
訳ではなく、毅然とした態度
を取ってくれたパパ。
(40すぎてなんだか
呼び名がお父さんからパパに
なったんですよね。恥ずかし)
パパの娘で幸せだ。
そして、こんな思いをさせて
ごめんなさい。
築き上げてきた
両親同士の仲も壊れた。
全部全部壊れていく。
不倫1つで
この破壊力。
こんなにまでして、
一緒になりたいんですね。
あまりにも、浅はかな
2人に改めて怒りを覚えます。
私はこの騒動で、
自分の両親はなんとまっとうな
人たちなんだろうと改めて
実感することができました。
もともとフラットな物の見方を
する人たちだと言うことは
わかっていましたが、ものすごく
冷静で、感情に揺り動かされることなく
この問題に対しても見守って
くれていました。
それが、何より私はありがたかったです。
とても、とても大きい後ろ盾が
あるようで、安心できました。
父は、高齢ですが、とても
しっかりしていて、
私のダメなところはきちんと
指摘しながら、
感情的なところはたしなめ
冷静にいつも話をしてくれました。
その上で
「お前の主張は至極
当然だよ」
「お前の気持ちはよく
わかっているよ」と。
私が悪かったのかな?
と責めがちなサレ妻なので
自分の反省に入り込んでいく
ことも多かったのですが、
そう思わずに頑張れたのは
この言葉があったから。
この言葉だけで本当に
救われました。
母は、こう言う父親に対して
うまくサポートしながら
立ち回っていました。
父はそうはいっても昭和な男
でもあり、頑固なところもあるので、
離婚騒動において言っていいこと
悪いことをタイミングをよく
見極めながら父に伝えてくれていて
さすがカーチャン!と言う
ことがたくさんありました。
この両親のもとに生まれて
本当に良かったです。
深く深く傷つけられ、
ボロボロの私ですが
両親の愛にはまだ包まれています。
こんな、愛情を子どもたちにも
与えなければ、と強く思っています。