夫へのライン。

 

私 この前のこと、考えてくれましたか?

 

夫 この前のこと、って、、、

 

私 あなたの不倫の

慰謝料請求の件です。

返事を聞きたいです。

 

 


夫   どこへ行けばいいの?



私は、場所と日時を指定しました。



 

ぼかすのは良くないので、私は

不倫という言葉をいつも

繰り返し出していました。

あなたたちのやっていることは

不貞なんだ、不倫なんだ

恋愛なんかじゃないぞ、

ということを何回も何回も

言葉に出すことで自覚させるためです。








当日、夫は時間ぴったりに

現れました。

話しやすいよう、プライベート感の

強いカフェを選びました。





席についてオーダーして、

すぐに、夫が口を開きました。






 

夫 あの、

実は今、ご飯とか

行ったりしている

人はいるんだ

 

はあ??びっくりびっくりびっくりびっくり


そう来ましたか)

 

え?この前そんなこと言って

なかったのに、なぜ今

言い出すの?

 

夫 うん、なんか、もしかしたら

誤解してるかもしれないと

思って…

この前は私ちゃん、すごく

深刻だったから言い出せなくて。

 

私 (なんじゃその言い訳)

ふうん。そう。

不倫関係ではないってことなの?

 

ここも、ズバリ、言いました。

 

 

夫 不倫関係じゃないよ

友人?

 

 

私 (ははは、友人、と

くるか、、、)

肉体関係がないということ?

 

夫 そうだよ

 

私 キスもしていない、

手も繋いでいない、と

 

夫 そうだよ

 

 

私は大きくため息をついて

続けた

 

 

私 その人と一緒になりたい、

とそう言うわけ?

 

夫 ……

 

 

 

 

 

 

 

私 そんな、政治家の言い訳

みたいなこと言うのやめてよ。

情けないよ。

 

 

夫・・・・

 

 



 

私 そうですか。2人は

覚悟の上なんだものね?

妻も子供もいて、2人は

一緒になりたいと言っている

と言うわけですね?

 



夫 ・・・

 




私 私は私でするべき

ことをするから。

それでいいよね?




夫…




私    繰り返し、聞くけど

 

 

夫 うん

 

 

私 子どもたちに対して

父親としての責任はどう

考えているの?

 

 

夫 ・・・・

 

私 あの子たち、父親が

いない寂しさですごく塞ぎ

こんでいるのよ。そのこと

についてはどう思ってるの?

 



夫 ・・・申し訳ないと思ってる。

連絡、するよ。

会おうと、思う。

 




私   そう



私は、最後に夫に一番

言いたかったことを、聞く。