子どもが2人いて、持ち家を持っていて、
さらにタイミングが悪いことに
昔はバリバリ働いていた私も、
夫が激務で、子どもたちの面倒がとても大変に
なってきたこともあり、仕事をやめようという
方向に話がまとまり、仕事をほとんど
していない状態でした。
この状況で、
離婚
を言い出した夫。
しかも、理由が
気持ちがなくなったから。
子どもが成人するまで、
きちんと
親の義務として育てるのは、
当たり前
だと思っていた私には、なぜ、この
タイミングでそんなことを言い出したのか
まるで理解できませんでした。
思い起こせば、二週間前。
夫はお酒を飲みすぎて、
ある失態を起こしました。
もちろん自業自得のことで
私は呆れ返って放っておきましたが
夫は落ち込んでいました。
でも、お酒の失敗はこれが初めてではなく
15年前からたびたび夫が起こしてきたこと。
私はもう慣れていました。
でも、失敗を重ねても
本人が直そうとする気がないから
どうしようもないんです。
そんなあやうく、
どうしようもない夫を
見続けてきた私は、
どこかで、いつかは、
こんな離婚問題に発展するかも
しれないなと感じていました。
もやもやした
胸につかえている心配事。
その時はたいしたことではない
と思っていたけど。。。
もやもやの霧のような状態で、
自分の周りに存在していた
ことは、ある日くっきりと
形になるんだな、と痛感したものです。
私は結婚に対して、
家族に対して、夫婦に関して
こうありたい、という理想を
強く持っていました。
これが、私を縛り付け、自分を
不自由にし、
夫婦関係にも影響が及んでいることを、
私は結婚生活をスタートさせた時には
まだよくわかっていませんでした。
今回の離婚問題は間違いなく
結婚生活が始まった時から
スタートしてるんです。
それを、切り離して考えては
ならないのですが、
結婚生活で次々に降りかかる
問題に、事件に、試練の数々に
必死で対処し続けるうちに、
根本的な問題が
どこにあるのかが
わからなくなってしまった気がします。
私は、この離婚問題を通して、
自分の生き方を考え方を、
私たち夫婦という関係性を
大きく考えさせられることになるのです。