「さぶ」、が好きです。

何度も映像化されましたし、舞台化もされました。


一番最初の出会いは、宝塚月組の舞台化「白い朝」です。

当時の住居や生活事情で、当然生の観劇は叶いませんでしたが(転勤族の父の赴任で福岡県在住。そして、実母が亡くなった年でした)、レコードで主題歌を聴き、会誌をながめて舞台を想像する…。そんな楽しみ方です。

時代劇がお得意の柴田先生の脚本で、その後も初演後から年月を得て、新たな出演者で上演されて居る筈です。


前進座の舞台は、TVの劇場中継で視た記憶があります。


私がデビュー当時から押しておりまして、一時はファンクラブにも入って居た藤原竜也さんの出演の映像化もありました。DVDを持ってます。繰り返し見ました。「さぶ」の中では一番好きな作品かも知れません。


その後、近年も「さぶ」は映像化されました。


山本周五郎さんの原作も読んでおります。


「さぶ」との最初の出会いであった初演「白い朝」。

大滝子さんと榛名由梨さんのツートップでの上演でした。

そう、「ベルばら」初演でフェルゼンとオスカルを演じたツートップなのです。

「ベルばら」上演映像はNHKで放映されました。当時は家庭用の録画機器の無い時代です。舞台録音はLPで売り出され、そちらの方を繰り返し繰り返し聴きました。


パワハラいじめスキャンダルの渦中。被害者家族との和解や示談が終了とはいえ、社会的に未だ世の人々が納得出来ぬままである宝塚歌劇団。そんな中で、OG逮捕のニュース。


「宝塚出身の光原エミカって、知っとるか?」と、ニュースを視て居た主人。

「え~、知らん」と、私。

調べてみて、驚愕!

「嘘ぉ~!だいちゃん?初代フェルゼンやん」

もう、ショックです。凄いダメージ。思い出を汚された気分。

佐川急便との金銭トラブルでの裁判沙汰も過去にあったとの事。


もう、ね。

嘆息。


真面目にね、タカラジェンヌをやってらっしゃる方々が存在する事は重々承知しております。それを応援するファンが存在する事も承知しております。

でも、如何ともし難いパワハラ体質や劇団員(卒業生を含む)の勘違いを冗長される体質が、強く存在して居る事は否めません。


私も落胆に失望。

昔の様に、「好きだ!」と単純に簡単には言えない私で御座います。