折句の記事に、思いがけずにコメントを頂きました。

折句にはちょっと苦い経験があります。

その経験がトラウマにはなって折句の作品が怖くなってしまい、しばらく折句詠めなくなった時期がありました。


ブログを始めたばかりの頃に、Web短歌サークルにお誘いを受けて長く所属しておりました。

その関係で知り合ったメンバーのお一人様から、一方的に折句を使って執拗に攻撃を受けた事があるのです。それも、主人や娘を含めての私の家族への攻撃。亡くなった舅(ちち)へもそれは及び、もうまるで呪詛の様に繰り返し繰り返し。


事の発端は我が家のトラブルメーカー(姑)とのエピソードをブログにアップした事でした。


その記事に、同じ様に嫁姑問題に苦しんだり悩んだりして居たお知り合いの方からや私の親族からのコメントがあって、そのやり取りを読んだその方は、一般論(ステレオタイプ)で「貴方も歳を取るのですよ。そんな風に貴方の子どもや孫に思われたいと思いますか…」的なたしなめをされたのです。


でも、ケースバイケースですし。その家の中の事は、その家の中の人間にしか判らない事ってあります。

私の様な嫁姑問題の悩みがある方々は、記事に上げてどうこうしたい訳ではなくて、またどうこうなる訳でもなくて、愚痴話的な思いでエピソードに共感して下さるとほっと癒される…と言う事なのだと思います。


何故か我が家のトラブルメーカー(姑)に特別シンパシーを感じたその方は、年寄りを虐待する家族として、御自分のブログの中で執拗に私の家族の攻撃を始めました。勿論個人のブログの中なので、止めようもありません。一般論なので、私たち家族の事では無いと言い逃れも出来る様にもきちんと配慮もされてありました。

それも、折句の形で…。

娘は医師と言う立場を利用して祖母を貶めて居る…的な事まで詠まれて、亡くなった舅(ちち)とのエピソードは嘘を美談に書き換えて居るとか…。もう、繰り返し繰り返し。こちらの家族が罰が当たり不幸になれば良い的な事まで詠まれて居て、まるで呪詛でした。

何故ゆえ彼女が、面識も無いトラブルメーカー(姑)にシンパシーを感じたのか、面識も無い私の家族をあそこまで攻撃出来たのか。今となっては知るよしもありません。


もう、ブログを閉鎖しようか、Web短歌サークルを止めようか。…と、すっかり恐怖した私に、主人娘はこちらに後ろ暗い所は何も無いのだから、気にせずに好きにブログを続けたら良いと言ってくれたました。Webサークルの会長様も引き留めて下さったので、そのままメンバーとして留まりましたが、結局紆余曲折の後、彼女の方がWeb短歌サークルを先に退会されました。


折句が怖くなってまったく詠めなくなってしまった私だったのですが、リハビリを兼ねてWebサークルの折句のお題に作品を詠む事で、段々楽しくなって行きました。


そして大切なブロ友さんのお誕生日に、折句でお祝いをする事が出来る様になりました。そして、現在に至ります。
















ブログを長く続けるといろんな体験をするものです。
まぁ、良い経験にはなりました。
だけど私、決して彼女を許してませんよ。
私、執念深いんです(笑)。