まだ、学生の頃でした。

初見の衝撃は、いまだに忘れません。


アメコミの様な絵柄。そして滅茶苦茶に画力が高い。その上日本人の大好きな可愛さを持ち合わせた絵柄。ギャグ力も申し分無し。


「Dr.スランプ」。アラレちゃんとの出会いです。


結婚する前に、義妹になる人にマンガは何が好きかと問われて、あんまり少女少女マンガは(ラブコメとか純愛とか)苦手で、少年マンガを主に読んで居て「Dr.スランプ」が好きだと答えたら、「えー!?私、大嫌い!」と宣われて。

他人(ひと)が好きと言うものを、わざわざ聞き出して否定する必要が何処にあるのだろう。多分、この人は苦手だ…と強く思った事を思い出しました。いまだに、彼女の事は苦手です。大人の対応で付き合っておりましたが、結局苦手なままで現在に至ります。


アラレちゃんのアニメも大好きでした。


しかしながら。私も、鳥山明さんの作品は「DRAGON BALL」になると、連載当初はとても好きだったのですが、延々と戦闘シーンが繰り返される展開が段々苦手になってしまって、それはその後の「少年ジャンプ」誌上の他の連載作品ではよくあるパターンになってしまって、その流れを作ったのが「DRAGON BALL」が最初であったと記憶します。これが発行部数600万部を誇った「少年ジャンプ」が、徐々に発行部数を下げた敗因であると私は思っております。

デジタル書籍を巻き込んでの「ジャンプ」の現在の快進撃は、また別の話になるので割愛します。


鳥山明さんの作品は青春の1頁に確実に残る物です。

訃報はかなりのメンタル的打撃です。



「ちびまる子ちゃん」は、結婚後に連載が始まりましたが、私はアニメが始まるまでその存在を知りませんでした。

アニメ開始が娘がTVアニメを視聴出来る程に成長した後で、特にアニメオープニングの「ポンポコリン」が大のお気に入りで(レコードだかCDだか買った筈です)、お尻をフリフリ踊って居た娘が思い出されます。動いて居る間に「ポンポコリン」が流れるコインで動く乗り物遊具も大好きで、ずいぶんねだられて乗せた覚えが御座います。


子供の割にシニカルで冷めた感じのまる子が、結構好きだったりしました。その声を当てて居る声優さんのTARAKOさんも好きでした。

鉄子としては、好きな鉄道番組の「ニッポンぶらり鉄道旅」のナレーションとしても耳慣れておりました。

鳥山明さんの訃報に続いた訃報の衝撃は、かなりの物です。


お二人の訃報にメンタルがかなり弱っております。

因みに、鳥山明さんは主人と同い年。TARAKOさんは私と同い年。

私共夫婦と同年代で活躍されて居た才能のある方々の訃報に、胸がとても痛いです。