京浜工業地帯(1) | かがみんといっしょ

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「探検、発見、オレの街」の外伝.かがみんが写っている写真を使って探検の記録の要約です.

探検:2012年10月21日
場所:神奈川県川崎市川崎区

 

川崎市で海底トンネルといえば,一番有名なのはアクアラインです.ここを抜けると,東京湾を横断した対岸,千葉県木更津市に到達します.次に有名なのは水江町から東扇島へ渡るトン得るです.東扇島からは橋で扇島へ渡ることができます.これは関係者専用トンネルであり,一般人は通ることはできません.そしてもう1本,千鳥町から東扇島へ行くためのトンネルがあります.こちらは一般にも開放されているトンネルになります.今回はこのトンネル(川崎港海底トンネル)を目指します.

 

いかりが置いてあるね

 

千鳥運河を渡る千鳥橋の上に来ました.歩道と車道の境界の車止め,ほとんどは写真置くに見えるような楕円を半分にしたみたいな形ですが,1個だけ船を止めるのに使ういかりになっています.この道をもっと進むと,歯車やレンガの柱のオブジェが設置されていて,工業地帯らしさを演出しています.

 

川崎港だよ!

 

橋を渡ってすぐのところに,灯台をモチーフにした川崎港と書かれた大きなオブジェが設置してあります.川崎港は工業港であり,日々,たくさんの貨物が扱われています.

 

 

線路終わっちゃった

 

千鳥町は神奈川臨海鉄道千鳥線の線路があります.線路は島の入り口付近で分岐し,一本は島の西側を走り,千鳥町駅まで行きます.もう1本は島の中央を走る道路に沿って伸びます.これは後者の線路の末端です.ここから先の様子を見ると,かつてはもっと先まで線路があったように見えますが,現在は工場のパイプを通す場所として活用されています.写真にも白い壁の上側に少しパイプが写っています.

 

このパイプ,おそらくは,東京電力川崎火力発電所で作られた水蒸気を,近隣の工場で再利用するためのパイプラインだと思われます.Googleマップの航空写真を見ると,発電所からパイプが伸びているように見えます.東京電力の2006年のプレスリリースにそれらしい情報がありました.

 

(つづく)