僕は幼い頃から、
親からの愛情を感じた事が、
たぶんほとんどないと思う
 
 
正確には
 
愛されているなと感じる出来事がなかった
 
 
これが正しい表現かな
 
 
だから人の愛し方がわからないのは当然なのかもしれない
 
 
父には小さい頃から
怒声を浴びせられたり、
何かにつけて殴られたり、
無視されたり、他人の子供と比べられたり、
生き方全てを否定されたり、
自身の子供じゃないと疑われたり、、、
殴られて歯が折れた事もあった
 
 
僕を子供として庇護する対象ではなく、
おそらく同じ男として僕を見て、
存在そのものに苛立ちを感じ
異質なものを見ているそんな風に僕は感じていた
 
 
そういう事を経験して大人になっていきました
 
 
だから
僕の生きづらさは、
こういう幼少期の親からの愛情を感じる事が
なかった経験からもきているのは自覚しています。
 
 
人を愛する
僕は物心がついた時から、
人間関係や人に対して執着をしない
人間になっていた
 
人は各々の利害関係が一致しているから
一緒にいるんだろうとずっと思っていた
それは一方では間違っていないと今も思うけど、
 
損得だけじゃない関係が
あってほしいとも思っている
 
 
自分はアンバランスで歪な人間だと思う
だけど他者とは違う感じ方や
価値観を持っていると思っている
 
 
もちろん、
一通り親を恨んだり、
軽蔑したり、
怒りを覚えたり、
そういう感情を抱いてきたよ
 
今ももちろんその感情は
完全にはなくならないよ
 
 
人はそんな感情や過去から、
決別しろと簡単に言うけど
 
 
なぜだい?
 
 
僕は僕でいいと思っているよ。
傷だらけの僕でもいいじゃないか、
その傷の一つ、
一つを優しさに変えられるよ
 
 
今では人には優しくありたいと
そう思えるようになったよ。
 
 
過去の自分の中のとても
深く暗くて黒い部分に無視をして、
振り切るように走って走って
、走り続けたら
 
 
たくさんの病気になってしまった
 
なるべくして病気になる生き方をしていた
 
 
だけど生きづらいと思っている自分も
大切な自分だよ
 
 
それも今はとても魅力的な
自分だと思っているよ
 
 
あなたが生きづらいと思っていても
僕には魅力的に映るのかもしれないよ
 
 
歩いていると
また違う景色や、
今までにない経験や、
新しい出会いもあるよ
 
 
そこで、また自分が
生まれ変わるような出来事もある
 
 
無理に自分の心の中を
こじ開けようとしなくても、
時がくれば必ず、
閉じたはずの心が開く時がくるよ
 
 
だから
安心していいんだよ
 
 
今のあなたもじゅうぶんに魅力的な存在で、
大切な存在だから
 
 
長くなっちゃったけど、
これが、
あなたに対する今僕のできる
精一杯の愛情表現なんだ