おはようございます
kagamiです
僕は昔、そうだな、、、高校生くらいの頃
猫を飼っていました
その猫はアメリカンショートヘアーの女の子
子猫の時から、育てていて家族の中でも僕にとても懐いてくれました
僕が学校から帰ってくると、必ずお迎えに来てくれたり、
食事も一緒に食べたり、追いかけっこをしたり、一緒にイタズラしたり、ネズミのおもちゃで遊んだり、僕がゲームに夢中になっているとゲームのリセットボタンを押してきたり、勉強していると膝の上に乗ってきたり、眠る時はいつも一緒に寝ていた、起きる時は先に起きて僕を起こしてくれた、顔をペシペシと叩いて起こしてくれた笑
僕が高校を卒業して、一人暮らしをする事になった時、、、
やっぱり離れ離れになるってわかるみたいで、引越しする2、3日前から様子がおかしくなった
急によそよそしくなったかと思えば、
ずっと側から離れずにずっと着いてきて監視している
そんな姿を見ていると、家に置いて行けないと思い
たまたま次に住むところがペット可だったので、一緒に連れて行くことにした
家猫だったので外の世界には、病院での予防接種くらいでしか出たことないので、きっと彼女には大冒険だったことだろう笑
移動中のゲージの中の彼女は不安そうな顔で僕をずっと見上げていた
「大丈夫だよ、僕がいるよ」
そういいながらゲージの間から頭を撫でていると、ゴロゴロと喉を鳴らし安心しているようだった
新しい家に着いた
何もない
とりあえずホームセンターで
猫砂とトイレと猫のカリカリの餌、あとは爪研ぎ、それとコンビニでカップ麺を買いお湯を入れてもらって帰ってきた
何もない殺風景な部屋での1人と1匹の暮らしが始まった
若かったとはいえ何も用意もしてないまま家を飛び出したに近い状態だった
だけど、少しも不安はなかった
彼女はカリカリを食べる
僕はカップ麺をすする
食べた後は2人で、ゴロゴロした
僕の世界は何もない部屋に
きみと2人だけ
静かな静寂の中
2人で微睡む幸せな空間
いつまでもいつまでも続く静かな時間
あの頃はキミの寝息を聞きながら僕も眠りについたよ