パワハラ加害者の主犯は悔い改めない | パワハラ被害者が在職したまま激闘

パワハラ被害者が在職したまま激闘

退職・異動せず、パワハラと奮闘する兼業主婦の記録です。
夫婦で最高裁までやって棄却されたけど戦います(しつこい)。
退場するべきは加害者です。

以前、パワハラ加害者たちの末路をこのブログに書きました。

 

パワハラ被害にあった方々は、加害者に制裁を受けさせたいという感情のほかに、

ひどいことをしたと理解し、悔い改めてほしいという感情を抱くのではないでしょうか。

 

結論から言えば、パワハラの主犯は、上から命令されれば形だけの謝罪の言葉や文章はあるものの、悔い改め、被害者に心から謝罪することはありません。

 

私にパワハラをした主犯は、自分の行為がパワハラに該当すると理解しているにも関わらず、それを被害者である夫と私に一言も謝罪することはありませんでした。

夫には「いろいろあったけど、水にながして~」とものすごく上から目線で命令したらしいです。

水に流せるなら裁判しません。

 

サービス残業の強要やセクハラ等についても、社員たちに詫びることはありませんでした。

むしろ、会社のために労務費を抑えようとしたと、自分は悲劇のヒーローだと主張したのです。

セクハラについては被害者とは何でも言い合える仲だから、問題ないと。

 

主犯である証言台で息をするように偽証を吐いた加害者以外は、コソコソ隠れるように生きています。

主犯以外の加害者は、評価ポイントや早い昇進と引き換えにパワハラ行為を行っていました。

彼らとしても、なにか思うところがあるのでしょう。

 

 

過失で人を怪我させてしまったり、店の商品を傷つけてしまったり、事故を起こした際に、言い訳をしたり逃げたりすることは人間ならまああるかと思います。

スーパーで商品を破損したり、自転車を倒してカゴをへこませたり、駐車中の車に傷をつけたりした場合、そのまま逃げる人がかなり多いと感じます。

 

しかし、まともな人間であれば、ばれるのではないかという恐怖と罪悪感に苛まれますし、謝罪や償いをすることでむしろ救われた気持ちになることもあるのではないでしょうか。

時間がかなり経過した後は、しこりが残りつつもちょっとホッとしたり・・・という経験がある人ってかなりの数いるのでは。

 

このしこり、被害者が知らない人であればいつの間にか記憶も薄れていくものだと思うのですが、私のパワハラの場合は被害者(私)が加害者の目の前にずっといて、「お前がやったことを知っているぞ」とずーっと言いつづけているようなものです。

 

で、主犯以外の加害者はかなり心を病んでいるのですが、それってもしかして、

会社に頼まれて嘘の陳述書を裁判所に提出することで、悔い改め、許される機会を失ってしまったからなのでは?

と妄想しています。

 

彼らは、上司の命令とはいえ、自分の昇進のために他人にパワハラを行ったのですから。

時には盛大な嘘をついて人事評価をさげたり、事実無根の噂を流して名誉を傷つけたり、人前で罵倒したり。

主犯が転勤でいなくなったところで彼らがおとなしくなったことから、彼らが根っからのパワハラ大好き人間ではなかったことがわかります。

さらに、彼らは主犯の転勤後は本当に存在感がなくなり、定時になると逃げるように帰宅するようになりました。

昔は残業三昧だったのに・・・。

 

 

一方で、主犯のパワハラ加害者はというと。

悪びれることなく会社の方針を自分色に染めようと苦心していました。

それも失敗し、以前のブログのような末路になるのですが、そのような末路が自分の行いのせいであるとは理解できないらしく。

パワハラ被害者の出した商品の売り上げで飯を食いながら、パワハラ被害者は無能だと本社で言いまわっているようです。

もちろん心を病んだりしていません。

 

 

パワハラを主導するような人間はやはりどこかまともでないらしく、相応の罰をうけても悔い改めるということはありません。

自分がひどいことをして、とても苦しみ人生を狂わされた人間がいるのだということを理解することはありません。

刑罰を受けたとしても、平気でおなじことを繰り返します。

むしろ被害者に逆恨みし、理解不能な理由で復讐してくる可能性もあります。

 

 

弊社にはパワハラが原因であると強く推認される自殺事件がありましたが、先日その加害者を会社で見ました。

本当に何事もなかったかのように普通に仕事をしていました。

 

そんなサイコパスとしか思えないタイプのパワハラ加害者と戦う際は、

罰が下れば反省する・再犯はないということは期待しないのが無難です。