「居場所」を意味する蟹座で新月になります。
今回は、南太平洋、南米で皆既日食となり、
残念ながら日本では見られません。
ただし、17日の月食は部分食に！ 西日本のみなさんは
「月入帯食」（「月没帯食」とも）
という月食中に地平線へ沈む現象がみられるかも。
また、明日4日の15時頃は、関東より西の地方で
獅子座に滞在する火星が
新月直後の、わずかに細く現れる月に隠される、
「火星食」になります。
確実に隠れる新月や、月齢わずか1.5という
細い月に隠れる火星など、その差はあれど、
月が象徴する「心」が、なんらかの
変化を受けるサインを発しているといえそうです。
もちろん、これらは天体の動きでありながら
占星術に由来した考え方ですから、
科学的とはいえません。
ただ、古来、占星術には
天で起きていることが地上にも映し出される…
つまり「天地照応」という考え方があります。
ですから、この夏をいい意味でリセットの
タイミングととらえ、
月食となる蟹座の表す「基盤」「ホーム」
について見直してみたり、
火星の象徴する「意欲」「衝動」について
その向ける先を再考してみると
いいかもしれません。
居場所というのは、
必ずしもかたちあるものとはかぎりません。
仲間との空気感や、
大切にしている過去の思いそのものも、
ある意味では居場所と考えられるでしょう。
思い出すだけで心が温まり、
ずっと大切にしたいと願う「何か」あるいは「どこか」。
あなたにとって、それはどんなものでしょうか……？
ぜひ、ゆっくりと考えてみてください。
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