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占いというものがどんな道の上にあるのか。
また、どうとらえるべきなのか。

そこにはいつも多くの議論と矛盾と
考察があります。


ツイッターで少し言葉にしたものを、
こちらにもちょっとまとめておこうかな。

とはいえ、これはなかなか答えの出ない
問いなので、ある種の備忘録であることを
ご容赦ください。

きっかけは、

タロット“占い”が「天賦のカンの賜物」
なのか「学習可能な技術」なのか、という問い。

この問題が歴史上で
どう考えられてきたのかは
面白いテーマだと感じています。

タロット占い自体は近代の発明ですが、
この問題を考えることは、
広く“占い”の本質を考えることに
つながりますから。

“占い”が「技術」であると
考えられてきたことを示す古い例としては、
アイスキュロスの
『縛られたプロメテウス』でのセリフが。

プロメテウスは「占いのさまざまな次第を
分かって……吉凶を教えてやった」という。

火の利用に代表される技術(テクネー)
の一つとしてプロメテウスが人類に与えたのが占い。

プロメテウスが教えたという“占い”には
夢占い、辻占、鳥占、臓物占、骨焼占,焔占
などが含まれるが、いわゆる神託(オラクル)
は入っていない。(ちくま文庫『ギリシア悲劇Ⅰ』32頁)

ホメロス風讃歌「ヘルメース讃歌」では
アポロは直接的な神託はヘルメスの管轄にさせず、
ほかの占い術を教えている。

これって、多分、キケロが後に整理して語るような
「自然の」「神の息吹による」占いと、
「人工的占い」への区別へと
つながっているんじゃないかしらん、、、。

実際には、この分類は互いに
オーバーラップするから、
適用するのは難しいのだけど、、、。

今のタロットや占星術がどっちか、
なんて議論を始めるつもりは全然ありません。

それに、やっても結論なんか出ないでしょう。

でも、この議論には長い歴史があって、
僕たちはその上に占いと向き合っているのだ
という気がしてちょっと感激したのです。

なんだかんだ言っても、僕たちは長い系譜の一端にいる。

それを実感できたのでした。

あ、そもそも歴史的に占星術が
「占い」だったかどうかもまた、大きなテーマですけど、、、。


ああ、やっぱり難しいですね。

それも僕たちがまさに今、
歴史を作っている当事者である
からこそ、なのかもしれませんね。

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