【星占い基礎知識】
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キラキラ光るものといえば、空に輝く星、そして
地中から掘り出される美しい宝石たち。

今日は、星座ごとの誕生石をご紹介しましょう。

ただ、宝石に関しては諸説あります。
数多ある説の中から、いくつかを取り上げてみますね。

17世紀ヨーロッパの古伝によれば、
宝石は地中深くで星の力を養分にしてゆっくり育っていくのだそう。
だから星は特定の石と深い結びつきをもつのだということ。
誕生石の起源は、こんな伝承にあるのでしょう。

「アレクサンダー・ロマンス」という一群の中世の伝説があります。
史実としての英雄の伝記ではなく、荒唐無稽な冒険譚。
その中にアレクサンダーの母が将来の英雄を産む前に
エジプトの神官に星を見てもらうシーンがあります。

そのときには宝石を惑星に見立て出生図を作ったのだとか。


牡羊座の石は、宝石の王者とされるダイヤモンド。

もっとも硬く、その透明な輝きは牡羊座さんの芯にある強さを
象徴しているといえるかも。また、古くはブラッドストーンが
牡羊座の守護石でした。エジプトのライデン・パピルスには
この石が王の怒りをおさめるとも伝えています。

牡牛座の石はエメラルド。

その若葉を思わせるグリーンは、
自然を愛する牡牛座さんに良く似合います。
そして牡牛座さんをさらに穏やかにさせるのだとか。
ルネサンス時代の数学者カルダーノは、エメラルドは
人を正直にさせると言っています。

双子座の石はアゲート。

11世紀の司教マルボドウスは
「この石を身につけると人当たりがよくなり説得力が増す」
と言っています。また、現代ではアレキサンドライト・キャッツアイ
が配当されることも。猫の目のようにくるくる動く双子座さんの
好奇心、知性とは相性がよさそうですね。

蟹座の石は海の中でゆっくり育つパール。

蟹座の優しさにぴったりですよね。
また、月のかたちにあわせて輝きを変化させるという
ムーンストーンも蟹座の石なんです。

獅子座の石は真っ赤なルビー。

宝石の中の宝石と呼ばれるルビーは、王者の星座にふさわしい。
身体の右側につけると守護の力が高まるとの伝承も。

乙女座の石はサードニクス。

繊細なあなたの注意力、自制心を、
さらに高める効果があるとのこと。

天秤座の石はサファイア。

その美しい青は、心を静め、穏やかな暮らしを
約束してくれるとされています。
人からの悪意を清めてくれる、という伝承もあり、
人づき合いを大事にする天秤座さんには心強いお守りですね。

蠍座の石は、トパーズ。

サンスクリット語の「タパス」(火)からきています。
蠍座が内に秘めた深い情熱にふさわしいものかも。
マラカイト(孔雀石)やオパールも蠍座の石ともいわれます。

射手座の石の代表は「旅人の石」と呼ばれるターコイズ。

人生を旅だと考える射手座さんを守るにふさわしい石ですね。
また夜空を写し取ったようなラピスラズリも、
射手座の大きな心を象徴しているよう。

山羊座の石は、オニキス。

責任感のある山羊座を支える石。
また、周囲からの雑音をシャットアウトする力もあるとされます。
山羊座の集中力をさらにアップしてくれそうですね。

水瓶座の石は諸説ありますが……。
しばしばあげられるのがガーネット。

「ざくろ」を表すことから、クールな水瓶座の密かな情熱を
かきたててくれるのかも。魚座にもあてはめられるアクアマリンは
水瓶座の透徹した知性を引き立ててくれそうです。

魚座の石はアメジスト。

ワイン色のこの石は古くから「酔いを覚ます」と
いわれてきました。夢見がちな魚座を現実に引き戻し、
バランスを回復させることになるのかもしれませんね。


12星座を彩る美しい宝石たち。
機会があったら、生まれ星座の石を
身につけてみてはどうでしょうか。

星や石たちから、不思議なパワーを
分けてもらえるかもしれません。

このほかにもさまざまな分け方がありますから、
一番しっくりくる、お気に入りの誕生石を
見つけるのもまた楽しそうですね。


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