【星占い基礎知識】

今日は、三分類の続きを。
不動星座のお話です。

牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座の四星座は
「不動の星座」(Fixed Signs)と呼ばれます。

太陽の運行でいうと
それぞれの季節の盛り、旬に位置します。

物事を維持し、恒常的に保とうとする力を意味。

“変化への抵抗”がキーワード。(M・ホーン)

牡牛、獅子、蠍、水瓶の四星座は
聖書の伝統では四つの聖なる生き物(テトラモルフ)
ともつながっているとされます。

どこにいるか、わかります?
牡牛はあそこ、獅子は…
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あれ? 蠍は? 水瓶は?

実は、蠍座はときどき鷲として、
水瓶座は人として表象されるのです。

余談ですが、
竜や蛇は「蛇蝎」というくらいで
蠍座の管轄ですが、
これが鷲のような鳥と同じシンボルだ
というのは面白いですよね。

恐竜の直接の子孫が鳥類だとのこと。

古代の人はそんなことを
知る由もないのですから、不思議な偶然。

図は「黄金の夜明け団のタロット」、死神。
画面右上に注目して。
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地で不動の牡牛座は
この現実世界で生きることへのセキュリティ、

火で不動の獅子座は
常に燃やし続けるハートの熱、

不動で水の蠍座は
何があっても揺るがぬ深い愛を、

不動で風の水瓶座は
一見矛盾するようだけれど、
常に変化、進化し続けるための
信念を象徴します。

活動、不動、柔軟の三星座は
物事の推移の三つのフェーズと考えるとわかりやすい。

エネルギーに満ちた出立、永遠にも見える安定、
そして次のサイクルのための変化。

四大エレメントを空間的な分類とは対照的。
(精神、知性、感情、物質とすると
垂直的にも捉えられます)

五感を通して自分の安定性を
確かめようする牡牛座(今日は何食おう)。

トキメキが続いているかで
生の安定性を確かめようとする獅子座
(私、今日も輝けてる?)。

つないだ手で絆の確かさを求める蠍座
(どこまで一緒にいける?)。

世情の変化を超えた
真理を求める水瓶座(本当に本当?)。



不動星座(牡牛、獅子、蠍、水瓶座)が
英語でFixed Signs というのは先にも
お伝えしましたが、

Fixは固定するという意味と同時に
元の状態に直すという意味もあるよね。

不動星座は心折れても回復します。

たとえ時間かかっても、ね。

時間は不動星座の最高の薬であり味方。


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