【鏡リュウジ公式サイト運営スタッフからのお知らせです】

2016年2月25日(木)、T’s渋谷フラッグカンファレンスセンターRoom8lで開催された、『セカイノオワリとハジマリ?水瓶座時代の占星術再考』講座にスタッフも参加してきました。

今回の講座は、「アクエリアンエイジ」「水瓶座の時代」といった占い界でよく耳にする言葉について、そもそも「アクエリアンエイジ」「水瓶座の時代」とは何なのか、歴史的背景や概念、心と神話の関連性にも触れながら理解を深めていく内容でした。

その中で私が一番驚いたのは、「ヘアー」というミュージカル映画で唄われていた歌の歌詞です。

▼ミュージカル映画「ヘアー
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まさに「水瓶座の時代」を象徴するような、“国境のない世界”の映像と“占星術的用語”が加わった何ともいえない不思議なバイブレーションを感じさせる曲に、思わずメモを取る手が止まってしまうほど…。

なるほど、この曲が70年代のカウンターカルチャーを牽引してきたんだなということがわかりました。ベトナム戦争反対、女性の解放などなど、世界を変革しようとした若者たちの息吹が伝わってきます。

「水瓶座の時代」というのは、春分点が星座のみずがめ座に移動した時に訪れると予想された一種のユートピア。
既存の体制に反発を抱く当時の若者たちはこの水瓶座の時代を旗印としたのですね。
その観念はかたちをかえてアセンションだとかマヤ暦などというかたちで浮上していると鏡氏はいいます。
今回の講座ではこうした水瓶座時代の観念の歴史を19世紀末の神智学にたどり、また心理学者ユングの思想のなかに継承されていくことまでもが丹念に語られました。


鏡氏は「アクエリアンエイジの思想は、一見、荒唐無稽ではあるが、確実に人を動かしてきた考えであり、「バカバカしい」と簡単に切り捨てられるようなことではない。しかし、それがあまりに急進的になってしまうと危険な思想にもなりうる」といいます。

「時代の大きな変わり目」という考えには必ず「オワリ」があり、この「オワリ」は、次の時代への「ハジマリ」の希望でもあること、またその一方で破壊的な終末論と結びつく危険もはらんでいることを今回リアルに感じることができました。

小さな小宇宙を持つあなたの中に、どんな「オワリ」がありますか?
また、どんな新しい「ハジマリ」があるのでしょう?

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ぜひチェックしてみてくださいね。