I've translated speech by President Trump, Vice President Pence, and members of the coronavirus task force in press conferenceにひひ
トランプ米大統領とペンス米副大統領と、新型コロナウイルス作業部会の記者会見での演説を訳しました。

フライングすれすれの素晴しい初動でしたビックリマーク

 


ホワイトハウスにて(2020年2月27日)

 


トランプ米大統領 ペンス米副大統領 新型コロナウイルス作業部会 記者会見での演説 日本語訳

 

大統領:皆さん、どうもありがとう。どうもありがとう。


始める前に、ウィスコンシン州ミルウォーキーの被害者とご家族の方々に心からお悔やみを申し上げたいと思います。今日早くに、ろくでもない殺人者がモルソンクアーズのビール醸造所で銃撃し、五人の命を奪いました。たくさんの人が負傷し、重症の方もおられました。


我々の心は彼らと彼らの愛する人のことを思って傷ついています。お悔やみを申し上げます。我々は彼らとともにいます。これは恐ろしいことです。恐ろしいことです。ですから我々はウィスコンシン州の方々とご家族の方々に同情致します。我々の思いは皆さんとともにあります。


私は先程世界各地で拡大しているウイルスに関して、優能な方々の素晴しい組織から説明をさらに受けました。我々は非常に優れた早期決断によって――それは当初はまったく嘲りを受けた決断でしたが――一部の地域からの航空による入国を禁止致しました、その地域は新型コロナウイルスに打撃を受けており、しかもかなり打撃を受けていたのです。そして我々はその決断を非常に早期に行いました。多くの人がそれほど早くするべきではないと思っていたのですが、我々は実行しました、そしてそれが非常に優れたことであったことが明らかになりました。


我々の見地での最優先事項はアメリカ国民の健康と安全です。そしてそれこそが、私がそれを決断したときの考え方でした。我々が講じた措置のおかげでアメリカ国民への危険度は依然として非常に低いものです。我が国には世界最高の専門家たちがいます――本当に世界で、最高な専門家たちがここにいます――このようなことが起こったときに他の国々から呼ばれる方々です。


我々には――我々には対処する用意が出来ています、もしこの病気が拡散する場合には、拡散したときに我々がしなければならないすべてのことに対する用意が出来ています。皆さんのほとんどがご存知のように、我が国の拡散レベルはとても低く、そしてそうした人たちは改善へと向かっています、ほぼ全症例で改善をしており、改善に向かっています。我が国には全部で15人います。その一部は日本から引き取りました――皆さんそのことはお聞きでしょう――なぜなら彼らがアメリカ市民だからです、そして彼らは隔離されています。そして彼らも快方に向かっています。


また我々は我々にそうする義務があると感じました。それが42人にもなる可能性があったのです。そして我々は気づきました――そうすることは我々が感じたように、まさに我々の義務なのです。我々は彼らをそのままにしておくこともできましたが、そうすればそれはとても悪い――非常に悪い状況になっていたでしょう、思うに――アメリカ国民にとっての。そして彼らは回復しています。


15人中――私は彼らを「オリジナルの15人」と呼んでいますが――その内の8人が自宅に帰って、完全に回復するまで自宅に留まります。1人は病院にいて5人は完全に回復しました。そして1人は、我々が思うにかなり良好な状況であり、家から通院しています。


そういうわけで我が国には全部で――我が国には全部で15人がおり、彼らは回復の過程にいます、いくらかは既に完全に回復しています。


我々はあることを確認してから出発しました。我々は国会と非常に、非常に注意深く、非常に強固に協力してきました。そして我々には資金への、非常に良好な超党派の精神があると思います。我々は25億ドルを要求していましたが、それでも多いぐらいだと考えていましたが、民主党議員は、そして思うにシューマー上院議員も、我々にそれよりももっと多くを所持してほしいと思っているのです。私は人生において普通なら、「そうしましょう。そうしましょう。」というでしょう。


もし彼らがもっと与えたいというのなら、我々はもっと要求するでしょう。我々は何にでも適切なことに支出することになります。願わくば、我々はそれほど多くを支出する必要はない予定です、なぜなら我々はそれを最小限にまで下げる素晴しい仕事をしたと本当に思っているからです。ですから改めて申し上げますが、我々は驚異的な成功をしました――驚異的な成功です――人々が思っていた以上の。


さて一方で、いくらかの国ではウイルスが発生しています。イタリアや様々な国が困難さを抱えています。中国が、ご存知のようにそれが始まった場所です。


私は習国家主席と話しをしました。素晴しい話でした。彼はとても一生懸命取り組んでいると、いわなくてはなりません。彼はとても、とても必死に取り組んでいます。そして中国発の報告を当てにすることが出来るのなら、その拡散はかなり減少しました。感染はこの二日間で減少したように見えます。拡大するのではなく、実際に減少しています。我々が信頼できると考えているところからの一例によれば――かなり減少したように見えます。


交渉することになる資金に関して、彼らは望むように何でも出来ますが、つまりもう一度申し上げますが、我々は25億ドルで行います。我々は25億ドルを要求します。共和党議員には我々に40億ドルを入手していほしい人もあり、民主党議員には我々に85億ドルを所持してほしいという人もいます。そして我々はどれでも満足するでしょう――それが何であれ。


我々は専門家の方々をお迎えしています――非常に高く評価されている専門家たちです――明日、彼らは国務省で実際に働きますが。彼らはこれを行うことに非常に、非常に驚異的に優れています。


私は私が見たときにショックを受けたことを知ってもらいたいと思います――そして私はそれについてファウチ博士と話しをしたのですが、本当に驚きました、ほとんどの人がこのことを聞いて驚くと思います。我が国はインフルエンザで、年に25000人から69000人の人を亡くしているのです。これは私にはショックでした。


そして新型コロナウイルスこれまでのところ、我が国には15人の患者がいて回復中であり、1人は――1人は重症で回復を願っていますが、他の人は良好な状況にあることを見てみれば、そのことを考えてみて下さい。25000人から69000人なのです。


この10年間で、我が国は360000人を失ったのです。これらの人はインフルエンザにより――我々がインフルエンザと呼んでいるものによって亡くなったのです。「おい、きみはインフルエンザの予防接種をうけたかい?」これはすごいことなのです。


さて、我々がしたのは非合衆国市民が中国からアメリカに入国するのを禁止したことです。これは非常に早期に行われました。我々は入国者を検査しています、我々は非常に高水準で――感染した地域の国からの入国者を検査してきています。


我が国は感染者や感染の危険がある人を検疫しています。我が国には素晴しい検疫施設がたくさんあります。我々はワクチンを早急に開発しており、彼らが皆さんにお話ししてくれます――専門家の皆さんがワクチンについて皆さんにお話ししてくれます。ワクチンは順調です。こうした医者の方々と話をして、我々は今後かなり迅速にワクチンを開発できるものだと考えており、我々の協力者たちの支援と連携して行きます。我々には、我々が申し上げているたくさんの国との間に素晴しい関係があります。相当大きな数の国であり、そこには個人もいて、まったく問題がないたくさんの国があります。ですから何が起きるかを見てみましょう。


しかし我々はこれに関して、完全に、本当に、本当に用意が出来ています――それが大規模な割合で発生することになるにせよいずれにせよ、ご存知でしょう、我が国の感染度は非常に低レベルにあります、我々はそこに抑えておきたいと思っています。


そういうわけで我々は低レベルにいます。彼らが改善すれば、リストから外します、我が国がすぐにも5人だけになるように。そしてすぐにも1人か2人だけになる可能性があります。ですから我々は非常に幸運でした。


ジョンズ・ホプキンス大学は、私が知っているに――高い評価を受けている、素晴しい場所であり――彼らは研究をしました、包括的な「The Countries Best and Worst Prepared for an Epidemic」というものです。そして合衆国は今――我々は第一位に評価されています。我々は備えに関して第一位に評価されています。ここに他の国々のリストがあります。


私は人の邪魔をしたくありません、特に人がそうした素晴しい仕事をしているのですから。


これは他の国のリストです。合衆国が最も備えが出来ている第一位に評価されています。イギリス、オランダ、オーストラリア、カナダ、タイ、スウェーデン、デンマーク、韓国、フィンランド。これらは――これはジョンズホプキンス大学により世界上位に評価されたリストです。


我々は別のこともしており、それは私にとって重要なことです、なぜなら彼が多くの方法で見事であってきて、また彼が健康管理に関して非常に優秀であるからです。我々は実際にとても緊密に彼に従ってきました――多くの州が彼に従いました――マイクが知事だったときに――マイク・ペンスが――インディアナ州の知事だったときに。彼らは素晴しい医療制度を制定したので、そこには素晴しい制度があります。その制度に多くの――多くの他の州が本当に注目して、自分たちの制度を変更しました、彼らはインディアナ州の制度を基準として用いたいと思いました。それはとてもよいことです。ですから思います――彼は、本当に、その分野でのまさにエキスパートなのです。


そうして私がしたことは、私がまさに今発表することなのですが、我々のマイク・ペンス副大統領を管理者に任命するということです。マイクは専門家や、医者や、それに取り組む他のすべての人たちと協力するでしょう。このチームは卓越しています。私はこのチームと一緒にこの数週間多くの時間を過ごしましたが、彼らはまったく卓越しており、我々は非常に順調であります。そしてマイクは管理をして、私に報告をしてくれます。また彼にはこのための明白な才能があります。


そういうわけでマイク・ペンスに少し話をしてもらいたいと思います。お願いします。よろしく。マイク?


副大統領:ありがとうございます、大統領閣下。トランプ大統領は現政権の一日目から明確にしてこられました。我々にはアメリカ国民の安全、安全保障、健康、そして幸福よりも高い優先課題は何もないということを。


そして新型コロナウイルス発生時における第一声から、大統領は前例のない措置を講じて、アメリカ国民をこの病気の拡散から守ってこられました。大統領はそうしたことを手短かに話されましたが、旅行制限の制定や、帰国したアメリカ人への積極的な検疫への取り組みや、公共衛生緊急事態の宣言や、ホワイトハウスでの新型コロナウイルス作業部会の設置などであり、これらすべては緊急性を反映したもので、大統領が政府全体での取り組みとして持ち込んでこられました。


2014年に始めて出現したMERSの症例があった州の元知事として、私は危険な感染病の潜在的脅威への対応における大統領の指導力の重要性、政権の指導力の重要性、そして州と地元政府と保険機関の決定的に重要な役割のことを十分によく存じ上げております。


ですから私は――私は楽しみにしております大統領閣下、この役割で奉仕することを。私は閣下が設置した新型コロナ作業部会のメンバー全員をまとめます。HHS(保険社会福祉省), CDC(疾病管理予防センター), DHS(国土安全保障省)、運輸省、そして各州を。このチームは大統領閣下、閣下のご命令により、設置されてから毎日協議をしてきております。


私の任務は引き続きこのチームを一つにまとめることであり、大統領に行動のための最良の選択肢を提示し、アメリカ国民が安全と幸福と健康とを見られるようにします。


我々はまた引き続き知事や、州や、地元職員たちと連絡致します。実際にこのほど、ホワイトハウスは40以上の州、郡、そして30以上の州や地方の市の防疫職員たちと会合をして、この――新型コロナウイルスの潜在的脅威への対応に関する協議をしました。我々は彼らと協力して新たな方法により、確実に彼らが対応できるように援助を得られるようにします。


そして大統領が仰られたように、我々はここホワイトハウスでさらに追加人員を加えて、大統領のための取り組みを支援致します。


我々はまた議員の皆さんと協力して、この政府全体の対応のために可能な援助を確実にします、そして我々は公衆と連絡をする目覚しい仕事をされてきたエイザー長官及びそのチームと非常に緊密に協力をして、アメリカ国民が自分と家族を守る方法への最良の情報を有し、また公衆がアメリカ国民への潜在的脅威への最高にタイムリーな情報を確実に有するように致します。


大統領閣下、我々が述べてきたように、アメリカ公衆への脅威である新型コロナウイルスの拡散度は依然として低いままでありますが、閣下はこのチームに命令して、必要なすべての措置を講じて、アメリカ国民の健康と幸福を確実にし続けてこられました。


ですからこの国の人たちは閣下のリーダーシップの下で確信することができます、我々が引き続き連邦政府の全力の援助を有し、州と地方の協力者たちと連携をして、ここアメリカ合衆国で健康と幸福と、新型コロナウイルスへの効果的な対応を見ることを。


このことに関して、大統領が私にアレックス・エイザー保険福祉省長官とまたCDCの副院長であるアンネ・シューカット博士に意見の発言を求められています。


長官殿?


エイザー長官:そうですね、感謝致します副大統領下、そして感謝致します大統領閣下、公衆衛生の専門家の方々を本日ここに集結させていただいたことと、アメリカを安全にするその強固な指導力に。


そして私はこれほど嬉しいことはないと本当に申し上げたいと思います、閣下が私の旧友であり同僚である副大統領に、緊急支援機能8の下で、この政府全体の取り組みを主導するように要請してくれたことを。


今日現在、COVID-19の症例が合衆国で15人認められており、この二週間中に新たに認められたのは1人だけです。また武漢から送還されたアメリカ人に3人の症例があり、日本のダイアモンドプリンセス号に動きが取れずにいて送還されたアメリカ人に42人の症例があります。


大統領の、旅行制限をはじめとする早期の決定的な行動が、我々に途方もない貴重な時間を稼ぐことを実現させてくれました。このことは我々がウイルスの拡散を封じ込め、現在の症例に対処をし、合衆国内のより広範な感染の拡散を軽減するために必要な進展を用意することを、助けてくれました。


科学的方面の助言者の強固な支援によって講じられた大統領の行動は、この状況に対して適切であり、賢明であり、調整のとれたものであったことが明らかになりました。


我々は医療制度労働者、第一応答者、地域社会、そして州と地方の指導者の方々がこれまで対応に注いでこられたハードワークに感謝致します。このハードワークと大統領の指導力のおかげで、アメリカの公衆への緊急の危険度はこれまで、そして今も低くあり続けている状況です。我々の抑制戦略は良好に機能してきています。


同時に、我が国の専門家や指導者たちすべてが一ヶ月以上申し上げてきたことが、依然として今も当てはまります。すなわち危険度はすぐにも変わる可能性があり、合衆国でさらに多くの症例を見ることも予期されます。それこそが我々がアメリカの公衆と州、地方、民間部門の協力者に、幅広い対応がどういうものかを意識すべきだと教えてきた理由なのです。


CDCはアメリカの公衆に、特に州や地方の政府や、ビジネスや、他の組織に、状況が悪化したときの対処法を一新すべきであると推励してきました。


我々はアメリカ国民に、未来への歩みには自分たちと地域社会を安全にすることが必要であると学ぶことを推励しています。こうした潜在的な歩みを知ることが今、皆さんと地域社会の危険度を低減させる助けになるのです。


アメリカ国民は有益な情報をCDC.gov/COVID19で見つけられます。そして我々は政府と民間部門のパートナーたちと緊密に協力して、備えについてお知らせして行きます。


最後に、我々は議会と協力して我々に必要な資金を確実にし始めてきました。議会へのホワイトハウスの要求には、月曜日に作成された5つの主な優先事項があります。


この優先事項は、一番目、我々の監視ネットワークを拡大すること。二番目、州と地方政府の取り組みを支援すること。三番目と四番目、治療法とワクチンの開発。そして五番目、室内着やマスクのような保護具の製造と購入です。


大統領の新型コロナウイルス作業部会の議長として、私は連携機関間のプロセスの定期的な更新を提供することに取り組みます。我々には本日ここに参加されているような、我が国の公衆衛生のトップリーダーたちがおり、彼らはメディアに一日に何度も話して、アメリカの公衆に情報を提供してこられました。トランプ政権は引き続き積極的に透明性をもち、現状とすべての人ができることについて、アメリカ国民とメディアに知らされているように致します。


このことに関して、アンネ・シューカット博士に引き継ぎます。シューカット博士は疾病対策予防センターの高位職員であり、公衆衛生のCDCで30年以上のキャリアがある首席次長で、アメリカ合衆国公衆衛生局の局員であります。


そういうわけで、彼女に引き継ぎます。


シューカット博士:どうもありがとうございます、長官殿。皆さんご存知のように、今は困難で試される時間であってきました、我々はウイルスに直接冒された人たちと、その対応のために休みなく取り組んできた人たちすべてに同情致します。


ここ合衆国における我々の積極的な抑止戦略は効果を上げており、我が国のこれまでのところの低水準の症例に貢献しています。とはいえ我々は症例が増加することも予期しており、今はそれに備えるのに良いときであります。


皆さんお聞きのように、今はビジネスや、健康管理制度や、大学や、学校が、世界的な流行に備える計画に目を向け、埃を振り払って備えを確実にするための完璧な時間であります。そして我々はさらにたくさんの情報を、CDCのウェブサイトと、対処法に関する協力関係の中に有しております。


また今はアメリカの公衆が備えをして、このことが皆さんにとってどんな意味があるのかを知るために本当に良いときであります。


我々が申し上げている新型コロナウイルスは呼吸器官系のウイルスです。これは一般の風邪やインフルエンザと同じような方法で拡散します。咳やくしゃみから拡散します。


そういうわけで我々がインフルエンザに関して、毎年皆さんがするようにお知らせしている、そうした日常の処置がここで重要になってきます。すなわち咳を覆うこと、病気にかかっているときは家にいること。そして手洗いをすることです。絶対に確実なことであり、あまり大げさな処置ではありませんが、呼吸器系のウイルスの拡散を防ぐことが出来る本当に重要な方法です。


そういうわけでありますが――我々が今後数週間から数ヶ月間先のことを見て思う道筋はかなり不透明です。しかし我々がこの15年間に講じてきた、世界的に流行したインフルエンザへの備えのための措置の多くや、世界的に流行した2009H1N1のインフルエンザを経た経験は、我々に健康管理制度や、ビジネスや、地域社会や、学校が講じるために必要な措置の種類を教えてくれます。


我々はこうした政府全体と、公衆と、民間部門とともにいます。そしてCDCは皆さんが毎日最高の情報を得られるように確実にしたいと思っています。ありがとうございました。


大統領:どうぞお願いします。


ファウチ博士:私は皆さんに少しかなり手短に更新したいと思います――


問:名前を仰っていただけますか?我々に所属を仰っていただけますか?


私はトニー・ファウチと申します。アメリカ国立衛生研究所の国立アレルギー感染病研究所の所長をしています。


ワクチンと治療法による対抗措置の開発を少しだけ手短に更新します。私はこの間の記者会見でこうした聴衆の皆さんに、我々にはたくさんのワクチン候補やワクチンの試作品があり、皆さんにワクチン開発にかかる概算時間や、それが現在、そして今後数年に与える影響がどういったものになるのかをお話ししました――私が皆さんに申し上げたのは、まず我々が有することになるワクチンには臨床試験をしてそれが安全であり、寛解させるものかどうかを予測できる反応を見るために、安全性を鑑みて約三ヶ月かかるということです。


私的にはそれはそれよりも少し短くなり、おそらく二ヶ月位になると思っています。そしてそれが安全であり免疫原性かを決定するのに約三ヶ月かかるので、それは六ヶ月かかるということになります――そうして第一段階である45名の被験者による試験を卒業して――そして千人とはいきませんが数百名による試験に移行して、有効性を判断することになります。最も早くて、有効性試験にはさらに六ヶ月から八ヶ月かかるでしょう。


そういうわけでこれがウイルスから試験への一連の流れであり、かつて行われた中で最速のものなのですが、約一年から一年半実際に待たないことには、この流行伝染病に対してそれを適用することは、まだまったくできないでしょう。


さて、ここで二つのことがいえます。一つは抑制の答えが、公衆による健康面の措置だということです。我々は今後数ヶ月から一年間、ワクチンに頼ることは出来ません。しかしもしこのウイルスが――我々にはこれが起こることがかなりあり得ると信じるに足る、様々な理由があるのですが――それがワンシーズンを越えて発生して来年に再び発生するのなら――もしそのようなことになるのなら、我々はワクチンの保有を願うということになります。


そして最後になりますが手短に申し上げます。治療法について。たくさんの抗ウイルス薬が試験されています。数日前に、我々はレムデシビルという、In vitroや動物モデルにおいて抗ウイルス効果が示されている薬の無作為化試験を開始しました。このことについて良いニュースであることは、それが無作為化二重盲検プラセボ対照試験(新薬と偽薬=プラセボを医師も患者も分からない状態で投与して新薬の効果を科学的に評価する、RCTとも呼ばれる)というものであり、効果があるかどうかをすぐに、満足できる程度に知ることができる試験だということです。ですから効果があれば、我々は配布できる効果的な治療法を得ることになります。


ありがとうございました。

 

 

 

参考記事:

https://www.whitehouse.gov/briefings-statements/remarks-president-trump-vice-president-pence-members-coronavirus-task-force-press-conference/