I've translated this year's State of the Union Address.にひひ

 

 

オバマ米大統領 一般教書演説 2014 日本語訳

 

 

 

下院議長、副大統領、議員の皆さん、同胞たるアメリカ人の皆さん。

 


アメリカでは今日、ある教師が延長時間を必要とする学生と時間をともに過ごし、そしてアメリカの卒業率をこの三十年以上での最高水準に引き上げるという彼女の役割を果たしました。


ある起業家がテクノロジーの始動にスイッチを入れ、そして我が国のビジネスがこの四年間で創出してきた新たな雇用に、八百万人以上を加えるという彼女の役割を果たしました。


ある自動車工場労働者が世界最高で最も低燃費の車の一部を微調整し、そしてアメリカを外国産石油から引き離す支援という彼の役割を果たしました。


ある農場主がアメリカ史上最強の五年間の農産物輸出拡大の後、春のための準備をしました。ある田舎の医者が若い子供に、その母親に買う余裕ができた初めての喘息治療の処方薬を与えました。ある男がくたくたに疲れていても息子のために大きな夢を見ながら、深夜勤務から家に帰るバスに乗りました。そしてアメリカ中の緊密な地域社会で、父親と母親が子供を寝かせ、配偶者に腕を回し、戦死者を思い出し、そして長い12年の後、ようやく終わりを迎えている戦争から離れて家にいることに感謝するでしょう。


今夜、この議場は私たちが代表している国民に一つの知らせを伝えます。我々の連邦国を強化したのは皆さん、市民であります。


ここに皆さんの努力の成果があります。すなわち五年間で最低の失業率。回復している住宅市場。1990年代以来初めて雇用を増やしている製造業部門。他国から購入するよりも多く国内で生産された石油―これは二十年近くで初めてのことです。半分以上削減された我が国の財政赤字。そして十年間で初めて、世界中のビジネスリーダーが、中国はもう世界一の投資場所ではない、アメリカだと宣言しました。


だからこそ私は今年がアメリカの打開の年になれると確信しています。気概と断固たる取り組みの五年の後、合衆国は地上の他のどの国家よりも21世紀のためのいい位置にいるのです。


今年したすべての決定を経てきたこの議場のすべての人の問題は、この進歩を私たちが助けるのか妨げるのかということです。もう数年間、この街は連邦政府の適切な大きさについての、毒気ある主張に消耗されてきました。大切な討論です―我が国のまさに建国にまで遡るものは。しかし討論が我々の民主主義の最も基本的な機能さえ実行するのを妨げるのなら―我々の相違が政府を閉鎖させたり、合衆国の十分な信頼と信用に脅威を与えるというのなら―そのとき私たちはアメリカ国民による正義を行ってはおりません。


私は大統領としてワシントンを良く機能させ、そして私たちをここに送った国民の信頼を再建することに取り組みます。皆さんのほとんども取り組むと信じています。先月、民主党員と共和党員の取り組みのおかげで、今議会はようやく昨年の、教育などの優先事項への厳しい削減を、いくらか緩和する予算を作成しました。望むすべてを得たものは誰もいませんでした、そしてバランスがとれた方法で財政赤字を削減しながらこの国の未来に投資するために、そして私たちはまだもっとすることができます。しかし予算の妥協は、新たな危機を創るのではなく、新たな雇用を創ることに集中できるように、私たちをもっと自由にしておくべきです。


向こう数ヶ月、私たちが他にどこでともに進展させることができるかをよく確かめましょう。今年を行動の年にしましょう。この議場の私たちすべてが国民の生活、国民の希望、国民の熱意に集中すること―それこそがほとんどのアメリカ人が望んでいることです。そしてこの国家の国民を人種や宗教や政党に関係なく、若者か年配者かに関係なく、裕福か貧乏かに関係なく団結させると私が確信しているのは、すべての人のための機会という、簡単で深遠な信念であり―一生懸命取り組んで責任を果たすなら、前に進むことができるという考えです。


向き合いましょう、すなわちその信念はいくらか深刻な打撃を受けてきました。三十年以上にわたって、グレート・リセッションの打撃の前でも、テクノロジーの巨大な変化やグローバル競争がたくさんの良質の中間層の雇用を失わせ、家庭が頼っている経済的な基盤を弱体化させました。


今日、四年の経済成長の後、企業収益と株価はとても見事に上昇し、トップのものはかつてないほど向上しました。しかし平均賃金はほとんど動きませんでした。格差は深まりました。上方への社会的流動は停滞しました。回復の中にあっても、前進するためならもちろんですが、ただ何とかやっていくためだけにかつてなく働いているアメリカ人が多すぎるというのが冷たく、厳しい現実です。そしてまだまったく働いてない人が多すぎます。


我々の任務はこうした流れを反転させることです。すぐには起こらないでしょうし、私たちはすべてには合意しないでしょう。しかし私が今夜提示するのは成長を加速し、中間層を強化し、中間層になる機会への新たな梯子を作る、一連の具体的で実用的な提案です。議会の行動を必要とするものもあるので、私は皆さんすべてと協力することを切望しています。しかしアメリカは止まっていませんし―私も止まっておりません。なので私はいつでもどこでも法制化なしの措置を講じて、より多くのアメリカの家庭のための機会を拡大できますし、それこそが私がするつもりのことです。


いつものように、我々のファーストレディが良い模範を設けています。ミシェルの学校や、企業や、地元指導者たちとの"Let's Move"の協力が、三十年間で初めて子供の肥満率を引き下げるのを支えました―これからの数十年間健康を増進して、医療保険のコストを下げる功績です。ミシェルとジル・バイデンが始めた"Joining Forces"の提携は、すでに雇用者が約400,000人の退役軍人と軍人の配偶者たちを雇用したり訓練するのを促進しました。その脚本を見習って、ホワイトハウスは"College Opportunity Summit"を組織しました、そこではすでに150の大学や、企業や、非利益団体が具体的な取り組みをしており、高等教育利用の格差を縮小させ―すべての熱心な子供が大学へ行き、キャンパスへ通うときにうまくいくように支援しています。国中で、私たちはホームレスから結婚の平等までの課題で、市長や知事や州議会と協力しています。


つまり、ワシントンの外側にはつまらない政治議論に疲れて、この国を前進させている何百万人ものアメリカ国民がいるのです。彼らは信じており、私も信じています、ここアメリカでは我々の成功は生まれの偶然ではなく、労働倫理の強さと夢の視野次第であるはずだということを。それこそ我々の先人たちをここに牽引したものです。それこそが工場労働者の娘がアメリカ最大の自動車メーカーのCEOである所以であり、酒場の主人の息子が下院議長である所以であり、シングルマザーの息子が地上で最も素晴らしい国家の大統領になれる所以なのです。


機会こそが我が国の在り方なのです。そして我々の世代の決定的な計画はその約束を回復させることです。


私たちはどこから始めるべきかを知っています。機会の最高の方法は良質の仕事へのアクセスです。経済がスピードを増してきたため、企業が今年、より多くの人を雇用するつもりだといっています。大手製造業者の半数以上が国外からの内部委託を検討しているといっています。


そこでさらに多くの企業のために、その決定をさらに簡単にさせましょう。民主党と共和党両方が、我が国の税制が国内で投資する企業を酷使し、国外で利益を維持する企業に報いを与える、無駄で複雑な抜け穴だらけだと主張してきました。その均衡をはじきましょう。協力してそうした抜け穴を閉じ、雇用を国外へ運ぶそうした奨励金を終わらせ、ここ国内で雇用を創出する企業の税率を引き下げましょう。


さらに、私たちはこの税制改革の変更で貯めた資金を使って、我が国の道路の再建や、港湾の向上や、通勤障害を除く雇用を創出することができます―なぜなら今日の世界経済では一流の仕事は一流のインフラに引き寄せられるからです。連邦議会はこの夏に輸送と水路の法案を完成させて、三百万人以上の雇用を守ることが必要です。また私は自分で行動して、官僚機構を削減して主要な計画の認可過程を効率化させ、そうしてできるだけ早く、より多くの建設労働者が就労できるようにします。


私たちにはまた目下、ハイテク製造業の仕事の次の波への競争で他の国々を破る機会があります。我が政府はローリーとヤングスタウンにハイテク製造業の二つのハブ(拠点)を開設し、そこで企業と、アメリカが先進テクノロジーで世界を主導するのを支援できる研究大学とを結合させました。今夜、私は今年さらに6つを開設することを発表します。両院の超党派の法案がこうしたハブと、それらが創出する雇用の数を倍にできるでしょう。そういうわけで、そうした法案を私の机に持ってきて、より多くのアメリカ国民を仕事に戻してほしい。


アメリカのほとんどの新たな雇用を創出する、起業家や中小企業の経営者にさらに支援をしましょう。過去五年間、我が政権は他のどの政権よりも中小企業の経営者に多くの貸付をしてきました。そして我が国の輸出業者の98パーセントが中小企業ですから、ヨーロッパとアジア太平洋との新たな貿易提携は、彼らがさらに雇用を創出するのを支援するでしょう。私たちには超党派の貿易促進権限のような手段で協力して、我が国の労働者を保護し、我が国の環境を保護し、"Made in the USA"と記された新製品に市場を開放することが必要です。中国やヨーロッパは傍観していません。私たちもそうするべきです。


私たちは今日全部込みのイノベーションを行う国家が、明日のグローバル経済を自分のものにすることを知っています。ここはアメリカが譲れない優位性です。連邦が投資した研究が、Google社やスマートフォンに続くアイデアや発明を導くのを支援しました。だからこそ連邦議会は昨年の削減で基礎研究が受けたダメージを元に戻して、私たちが次の素晴らしいアメリカの発見を解放できるようにすべきなのです―薬剤耐性バクテリアの先を行くワクチンであれ、鋼鉄より強い紙の薄さの物質であれ。ですから特許権改正法案を可決して、我が国のビジネスを価格や不要な訴訟ではなく、イノベーションに集中させましょう。


さて、雇用をより多く取り戻す最大の要因の一つはアメリカのエネルギーへのコミットメントです。私が数年前発表した"all-of-the-above(できるものすべて)"のエネルギー戦略が効果を上げて現在、アメリカはここ数十年のいつよりもエネルギーの独立に近づいています。


なぜ天然ガスかという理由の一つは―安全に抽出すれば、気候変動を引き起こす炭素汚染を減らして、経済に動力を与えることができる橋渡し的な燃料だからです。各企業が天然ガスを使用する新工場へ約千億ドルの投資を計画しています。私は役所手続きを削減して、各州がそうした工場を建てるのを支援します、そして今議会は、より多くの車や大型車両を外国産石油からアメリカ製天然ガスへと移行させる燃料補給所を構築する仕事に人々を就労させることで、支援することができます。我が政府は産業と協力して製造と雇用の拡大を維持しながら、我々の空気や、我々の水や、我々の地域社会の保護を強化します。そしてそれらをする一方で、私は私の権限を使って未来の世代のために、多くの連邦政府のクリーンな所有地を保護します。


急騰しているのは石油と天然ガスの生産だけではありません、太陽光発電でも私たちはグローバルリーダーになっています。アメリカの家庭や企業が四分毎に、さらに太陽光発電へ移行しています。すべてのパネルが、その仕事が外注されることのない労働者によってはめ込まれました。化石燃料産業に、必要とはいえない年間40億ドルを与えるのをやめ、それを必要としている未来の燃料にさらに投資ができる、より賢い税政策でその進展を続けましょう。


そしてエネルギー生産を増加させると同時に、私たちは企業や、建設業者や、地元地域社会と協力して、消費エネルギーを削減させてきました。例えば我が国の自動車メーカーを救済したときに、彼らと協力して車の燃費基準をさらに高く設定しました。向こう数ヶ月、私はその成功を足場として大型車両の新基準を定めて、それで石油輸入やガソリンスタンドでの支払いを減らし続けられるようにします。


まとめると、我々のエネルギー政策は雇用を創出して、よりクリーンで安全な地球を導いています。過去八年間にわたり、合衆国は地上の他のどの国よりも炭素汚染の総量を削減してきました。しかしもっと緊急に行わなくてはなりません―気候変動がすでに干ばつで苦しむ西部の地域社会や、洪水に対処する沿岸都市に被害を与えているからです。だからこそ私は政府に命じて、州や公益事業体などと協力して、発電所に大気排出が許容される炭素汚染量の基準を新たに設定させたのです。よりクリーンなエネルギーの経済への変更は一夜では起こりません、そして道々で厳しい選択が必要になるでしょう。しかし討論には決着がつきました。気候変動は事実です。私は我々の子供たちの子供たちが我々の目を見て、新しいエネルギー源をもつ、より安全でより安定した世界を残せるためにできるすべてをしたかと聞くときに、私たちがああ、そうしたよといえるようにしたいのです。


最後に、私たちが経済成長に真剣になるなら、今こそビジネスリーダーや、労働指導者や、信仰指導者や、法執行機関の声に留意をして―壊れた移民制度を修正する時です。上院の共和党と民主党は行動しました。下院の両党議員も同じようにしたいのを知っています。無党派の経済学者が、移民法改革は経済を成長させて、財政赤字を次の二十年で約1兆ドル削減させるといっています。そして正当な理由のためにもです。つまり人々がここに来て夢を実現するときに―勉強したり、発明したり、我々の文化に貢献したりするときに―彼らがこの国を企業が設置をして、すべての人のための雇用を創出するのにさらに魅力的な場所にするからです。そういうわけで今年移民法改革をしてしまいましょう。


ここまで私が説明した考えは、成長を加速させて雇用をさらに創出することができます。しかしこの急速に変化する経済では、すべてのアメリカ国民がこうした雇用を埋めるスキルを持つことを確実にしなければなりません。


良いニュースは私たちがそうする方法を知っていることです。二年前、自動車産業が盛り返してきたときに、アンドラ・ラッシュはデトロイドに製造工場を開設しました。彼女はフォード社がアメリカで最も売れているトラックの部品を求めているのを知っており、そしてそれを製造する方法を知っていました。彼女は本当に労働力を必要としました。そこでいわゆるアメリカン・ジョブ・センターに電話をしました―人々が立ち寄って、新たな仕事やより良い仕事を探すのに必要な支援や訓練を得られる所です。彼女に新しい労働者が殺到しました。そして今日、detoroit manufacturing system社には700人以上の従業員がいます。


アンドラとその従業員たちが経験したのはすべての雇用者と―すべての求職者にとって、それがどうあるべきかということです。そこで今夜、私はバイデン副大統領にアメリカの訓練プログラムの全面改正の指導を依頼して、それが一つの目的をもつことを確実にします。すなわち雇用者が求めているスキルをアメリカ国民に訓練し、彼らを現在埋められることが必要とされている良質の仕事に適合させることです。それはさらなる実地訓練や、さらなる見習い期間を意味することになり、それが若い労働者を生涯上方軌道に乗せることになります。それは企業をコミュニティカレッジにつなぐことを意味し、企業が個別の要求を満たす訓練の設計を支援できることになります。ですから議会が支援したければ、埋められる準備ができた仕事に、働く準備ができたアメリカ国民をさらにつなげる検証済みのプログラムに重点的に投資ができます。


私はまた、失業保険を改正して今日の経済でより効果的になるようにすることによって、アメリカ国民の労働力への復帰を早めるのを支援できると確信しています。しかしまず、今議会が、160万人を本当に期限切れにさせた失業保険を回復させる必要があります。


理由をいいましょう。


ミスティ・デマーズは二人の若い少年の母親です。彼女は10代の頃からしっかりと雇用されてきました。自分の力で大学を卒業しました。一度も失業保険給付をうけませんでした。五月に彼女と夫は老後の蓄えを使って最初の家を買いました。一週間後に予算削減が彼女が愛した仕事を奪いました。先月失業保険が断たれたときに彼女は座って私に手紙を書きました―私が毎日もらう種類のものです。「私たちは失業の危機に直面しています、」彼女は書きました。「私が政府に頼っているのではありません…私たちの国がキャリアを積み、社会に貢献し…隣人を大切にする…私たちのような国民に頼っているのです。私はそのうち仕事を見つけて…税金を払い、愛する地域社会の自分たちの家で子供たちを育てる自信があります。私たちにその機会を下さい。」


連邦議会よ、こうした一生懸命働いている、信頼できるアメリカ国民に機会を与えてほしい。彼らは我々の支援を必要としていますが、もっと重要なのは、この国が仕事で彼らを必要としているということなのです。だからこそ私はCEOに新たな雇用や、新たな機会の際に、より多くの長期失業労働者に公正な機会を与えて彼らの家庭を支えるよう呼びかけてきたのです。今週、たくさんの人がホワイトハウスに来てその取り組みを実施します。今夜、アメリカのすべてのビジネスリーダーに参加して、同じことをするよう頼みたい―アメリカがフルチームを編成すれば、私たちがより強化されるからです。


もちろん、それは今日の労働力を訓練するのに十分ではありません。私たちはまたすべての子供に世界一流の教育の利用を保証することによって、明日の労働力を準備しなければなりません。


エスティーブン・ロドリゲスは9歳のときにニューヨークに引っ越してきたときには、英語を一言も話せませんでした。しかし先月、素晴らしい先生方と革新的な個人教育プログラムのサポートのおかげで、彼のクラスの行進を先導して―応援する親や隣人たちの群集を通って―彼らの高校から郵便局まで行進しました、そこで彼らは大学願書を投函しました。そしてこの工場労働者の息子は、今秋から大学に通えることを知ったばかりです。


五年前、私たちは我が国のすべての子供の可能性を変えることに着手しました。私たちは貸し手側と協力して学生ローンを改革しました、そして今日、かつてなく多くの若者が大学学位を取得しています。両党の知事の支援ともに"Race to the Top"が、各州が期待と成績を引き上げるのを支えました。テネシー州からワシントンD.C.までの学校の教師や校長が、新たな経済のためのスキルを学生に用意することで大幅に前進しています―問題解決や、批判的思考や、科学や、テクノロジーや、工学や、数学です。この変化のいくつかは難しいです。子供がテストでどれだけよく空欄を埋められるかではなく、どれだけよく考えるかを計るには、さらに難しいカリキュラムやさらに要求をする親から、教師や新たな方法へのサポートのさらなる向上まで、すべてが要求されます。しかしそれにはする価値があります―そして効果を上げています。


問題はまだ十分な子供たちに届いておらず、そして間に合うように届いていないことです。変えなくてはなりません。


私たちが子供たちの人生にできる最高の投資の一つが、良質の早期教育であることを研究が明らかにしています。昨年私は今議会に、州がすべての四歳児が良質のpre-K(=pre-kindergarten、幼稚園より前の学校)を利用できるように支援することを求めました。大統領としてだけでなく親として今夜要求を繰り返します。しかしその間にも、三十の州が自らpre-K資金を引き上げました。彼らは待つことができないのをわかっているのです。そういうわけで私たちが州と協力して学校を改革したように今年、最も幼い子供のための"Race to the Top"で、州や国中の地域社会との新たな協力に投資します。そして連邦議会がそれがすることを決める間に、私はより多くの子供が、彼らが必要とする良質のpre-Kを利用でいるように支援したい選出役員や、ビジネスリーダーや、博愛主義者たちの連携をまとめるつもりです。


昨年私はまた、次の四年にわたって我が国の99パーセントの学生を高速ブロードバンドに接続させると約束しました。今夜私は連邦通信委員会(FCC)とアップル社や、マイクロソフト社や、スプリント社や、ベライゾン社のような企業の支援により、次の二年にわたって、ビタ一文も赤字を増やすことなく、15,000以上の学校と二千万人以上の学生の接続開始のための支払い額を下げたことを発表することができます。


私たちは高校の再設計に取り組んでおり、高校を大学や雇用者と提携させ、現実世界の教育と実地訓練を提供させて、仕事とキャリアを直接導けるようにしています。高等教育制度を新編成して親により多くの情報を与え、そして大学により多くの奨励金を与えてより優れた価値を提供させ、どの中間層の子供も高値のために大学教育から締め出されないようにしています。私たちは数百万人に、毎月の学生ローンの支払いの上限額を収入の10パーセントにする機会を提供しています、そして私は議会と協力して、学生ローンの負債にとらわれたと感じているアメリカ国民をもっと多く助けられる方法を調べたいと思っています。そして厳しい可能性に直面している有色人種の若者がより多く軌道に乗って、自分の最高の能力に届くのを支援する新たなイニシアティブのために、アメリカの大手財団や企業等に手を伸ばしています。

 

結局、ミシェルと私はこの国が私たちに与えたのと同じ機会をすべての子供にもってほしいのです。しかし我々の機会という課題は完了しないのを私たちは承知しています―今日労働力に参入する多すぎる若者が、アメリカンドリームを空虚な約束として見るでしょう―もし私たちがもっと行動して、我が国の経済が仕事の尊厳を称え、ハードワークが一人一人すべてのアメリカ国民のために結実するように確実にしなければ。

 


現在、女性は我が国の労働力の約半数を占めています。しかしなお男性が稼ぐ一ドルが女性では77セントとなっています。それは間違いであり、2014年では、それは当惑させるものです。女性は同一労働同一賃金であるべきです。彼女たちは仕事を犠牲にせずに赤ん坊をもてて然るべきです。母親は困難にぶつからずに、病気の子供や病気の親の世話のために休暇を取れて然るべきです―それからおわかりのように、父親もそうです。今こそ"マッドメン"の話のような職場方針を捨てる時です。今年、全員が一つになりましょう―連邦議会も、ホワイトハウスも、ウォールストリート(金融街)からメインストリートまで(街の大通り)の各企業も―すべての女性に彼女たちにふさわしい機会を与えるために。なぜなら私は女性が成功するときにアメリカが成功すると、固く確信しているからです。


さて、女性は低賃金の仕事の多数を占めていますが―停滞する賃金に窒息しているのは彼女たちだけではありません。アメリカ国民はある人が他の人よりも稼ぐことになるのを理解しており、その努力の美徳によってとてつもない成功を実現する人に腹を立てたりしません。しかしアメリカ国民はフルタイムで働くものが、貧困の中で家族を養わなければならないのはまったくおかしいということに圧倒的に同意します。


私が今議会に最低賃金引き上げを求めてからの年に、五つの州が最低賃金を引き上げる法案を可決しました。多くの企業が自らそれをしました。今夜ニック・シュートが彼のボス、ジョン・ソランノとここにいます。ジョンはミネアポリスのPunch Pizza社の経営者で、ニックはパン生地を作るのを手伝っています。今だけ彼はそれ以上をしています。ジョンは従業員たちに賃金引上げをしました、時給10ドルにです―その決定は彼らの金銭ストレスを緩めて士気を上げました。


今夜、私はより多くのアメリカのビジネスリーダーにジョンの先導に続いて、従業員の賃金引上げのためにできることをしてくれるよう頼みたい。アメリカのすべての市長、知事、州議会議員にいいます、連邦議会が行動するのを待つ必要はありません。なぜなら引上げをすればアメリカ国民が皆さんを支えるからです。そして最高責任者として、私は模範によって先導するつもりです。コストコ社のように収益をあげている企業は高給を、生産性を上げて離職率を下げる賢い方法と考えています。私たちもそうすべきです。向こう数週間に私は大統領令を発出して、連邦契約者に、連邦政府資金による従業員への最低時給10.10ドルの公正賃金の支払いを要請します―なぜなら我が国の部隊の食事を料理したり皿を洗ったりするなら、貧困の中で生活すべきではないからです。


もちろん、さらに何百万人にも届くように、連邦議会が参加する必要があります。今日、連邦の最低賃金はロナルド・レーガンが最初にここに立ったときよりも約20パーセント低い金額です。トム・ハーキンとジョージ・ミラー議員が、最低賃金を10.10ドルに引き上げてそれを修正する法案をもっています。これは家庭を助けます。企業の顧客により多くの支払い金を与えます。それは新たな官僚主義的プログラムにまったく関与していません。そういうわけで国の残りも参加してほしい。イエスといってもらいたい。アメリカに引き上げを与えてもらいたい。


家庭が収支を合わせるのを支援するために、私たちが講じることができる他の措置があり、格差を縮小して家庭がハードワークによって自らを引き上げるのを支援するのに、勤労所得税額控除ほど効果的なものはまずありません。現在、それはある時点ですべての親の約半数を助けます。しかし子供をもたない独身労働者には十分でないという、ルビオ上院議員のような共和党員に賛成します。そういうわけでともに協力して控除を強化して労働に報い、より多くのアメリカ国民が前進するように支援しましょう。


アメリカ国民の退職貯蓄をもっと支援しましょう。現在ほとんどの労働者が年金に入っておりません。社会保障給付小切手はしばしばそれだけでは十分ではありません。株価は過去五年間で倍になりましたが、401k(確定拠出年金制度の一つ)がない人を助けません。だからこそ明日、私は財務省に命じて、働いているアメリカ国民が自分の退職貯蓄を始める新たな方法を作るのです。"MyRA(=My Retirement Account)"です。これは人々が備蓄を築くのを促す新たな貯蓄債権です。"MyRA"は投資した分を損失するリスクをまったくとらせることなく、適正な収益を保証します。そして今議会が支援をしたければ私と協力して、富裕層の貯蓄を支援する大きな税控除は与えても、中間層のアメリカ国民のためにほとんど何もしない、逆さまの税制を修正してほしい。すべてのアメリカ国民に勤務中の自動的なIRA(個人退職口座)の利用を提供して、この議場の全員ができるように勤務中に貯蓄ができるようにしてほしい。そして多くの家庭がする最も重要な投資は住宅ですから、納税者が再び住宅危機の責任を担うことから守る法案を私に送って、アメリカ国民の未来の世代のために、住宅所有者の夢を生かし続けてほしい。


生活資金的な保障の最後の論点です。数十年間、一生懸命働いている家庭を壊れた医療保険制度ほど経済的な困難にさらすものはほとんどありませんでした。そして皆さんが聞いたことがなければ、私たちがそれを直す過程にいるということです。


契約前発病は内科医助手でアリゾナ州のシングルマザー、アマンダ・シェリーのような人が医療保険を得られないことを意味していました。しかし1月1日に彼女は保障を得ました。1月3日に彼女は鋭い痛みを感じました。1月6日に緊急手術をしました。たった一週間早ければ、あの手術は破産を意味しただろうとアマンダはいいました。


それこそが医療保険改革の本質です―不運が起こっても、すべてを失う必要がないという安心です。


すでに医療費負担適正化法のおかげで、26歳以下の三百万人以上のアメリカ国民が親のプランの下での保障を得ました。


九百万人以上のアメリカ国民が、個人医療保険やメディケイド(低所得者向け公的医療制度)保障の契約をしました。


そしてここに新たな数字があります。ゼロ。この法律のおかげで、どのアメリカ国民も決して二度と、喘息や、背中の痛みや、ガンのような契約前発病の保障を却下されたり、断られたりすることはありません。どの女性も決して、女性だからというだけでより多く請求されることはありません。そして私たちはこのすべてを、数百万人の高齢者のためにメディケア基金を数年追加し、メディケアの保険料を一定にさせ、処方箋の価格を引き下げながら行いました。


さて、私はこの法律の長所について、共和党の友人たちを説得できるとは期待しておりません。またアメリカ国民が古い戦いの再戦に興味がないことを知っています。ですから再びいいますが、もしコストを削減し、より多くの人を保障し、選択肢を増やす明確な計画があるのなら―どのように違うことをするのかをアメリカにいって下さい。数が増えるかを見ましょう。しかしさらに40数回目の採決をとって、すでにアマンダのような数百万人のアメリカ国民を支援している法律を取り消すのは無しにしましょう。40で十分です。私たちは理解しました。私たちは全員、ただ反対することでなく賛成することをいう義務をアメリカ国民に負っているのです。


そしてもしこの法律が持っている実際の影響を知りたいなら、今夜ここにいるケンタッキー州のスティーブ・ビシーア知事と本当に話してもらいたい。ケンタッキー州は国で最もリベラルな地域というわけではないですが、彼は彼の社会的な家族を保障することに関しては夢中になる男です。「それは我々の友人や隣人です、」彼はいいました。「それは私たちが買い物をしたり教会へ行くのに一緒にいく人です…トラクターに乗って出ていく農家や…食料品店の店員たちが…彼らが病気にならないように毎朝祈る仕事にいく人です。そのように生きるにふさわしい人は誰もいません。」


スティーブは正しい。だからこそ今夜、私は医療保険のない人を知っているすべてのアメリカ国民に、3月31日までに彼らが保障を得るのを助けるよう頼むのです。母親たち、あなたの子供たちに契約させてもらいたい。子供たち、きみたちの母親をよんで申込みを一通り説明してほしい。それは彼女にいくらかの安心を与えるでしょう―さらにきみたちから聞くことに感謝するでしょう。


つまり、それがこの国家を常に前進させてきた精神なのです。それは市民精神です―ハードワークと責任によって個人の夢を追求でき、しかしなお一つのアメリカの家族として一つになり、次世代もまたその夢を追求することを確実にできるという認識です。


市民権はすべての人の投票権のために立ち上がることを意味します。昨年投票権法の一部が弱体化しました。しかし保守的な共和党とリベラルな民主党が協力してそれを強化しています。そして昨年私が任命した超党派委員会が、投票で半時間以上待たなければならない人が誰もいないようにする改正を提案しました。こうした取り組みを支援しましょう。我々の民主主義を動かすのは我々の投票の力であるべきで、我々の銀行口座の大きさではないのです。


 市民権は銃による暴力が、日々私たちから奪う命のために立ち上がることを意味します。私は「私たちは恐れない。」という親や、学生や、牧師や、警官たちの勇敢さをこの国の至る所で見てきました、そして私は連邦議会と一緒であろうとなかろうと、罪のないアメリカ国民が映画館やショッピングモールやサンディフックのような学校を訪れて生じる、さらなる悲劇を阻止する支援に挑戦し続けるつもりです。


市民権は共通の大義の感覚を要請します。すなわち自治体のハードワークへの参加。地域社会に奉仕する義務。そしてこの議場が、我が国の外交官と合衆国軍隊の兵士ほど、国により多くを与えているアメリカ国民はほとんどいないということに同意するのを私はわかっています。


今夜、危険を賭して、一命をなげうって私たちを自由にしている卓越した部隊と民間人たちのおかげで、合衆国はより安全になっています。私の就任時には約180,000人のアメリカ国民がイラクとアフガニスタンで奉仕していました。今日、我が国の全部隊がイラクから撤退しました。60,000人を超える我が国の部隊がすでにアフガニスタンから帰国しました。今アフガニスタン軍が自国の安全保障のために指揮を取り、我が国の部隊は支援の役割に移行しています。我々の同盟諸国とともに、私たちはアフガニスタンでの任務を今年終わりまでに完了し、アメリカ最長の戦争はついに終結します。


2014年以降、私たちは統一されたアフガニスタンが自国の未来に責任をもつように支援します。アフガニスタン政府が私たちが交渉してきた安全保障協定に署名すれば、小規模のアメリカ軍がNATO加盟諸国とともにアフガニスタンに駐留して、二つの限定された任務を遂行できます。すなわちアフガニスタン軍の訓練と支援、そしてすべてのアルカイダ残滓を追跡する反テロ作戦です。我が国とアフガニスタンとの関係は変わりますが、ある一つは変わりません。テロリストに我が国に対して攻撃をしかけさせないという我々の決意です。


実際には危険は残ります。私たちはアルカイダの中枢指導部を殲滅する道上に置いた一方で、アルカイダ支部や他の過激派が世界の他の地域に根づくように脅威が展開しました。イエメンや、ソマリアや、イラクや、マリで、パートナー諸国と協力してこうしたネットワークを殲滅し、無力化しなければなりません。シリアでは、テロリストネットワークの計画を阻止する反体制派を支援します。ここ国内では引き続き我が国の防衛を強化して、サイバー攻撃のような新たな脅威と戦います。そして防衛予算を改正するときには、我が国の兵士たちとの信義を守り、彼らが将来の任務で成功するために必要な能力に投資しなければなりません。


私たちは警戒を維持しなくてはなりません。しかし私は我が国のリーダーシップと安全保障を軍だけに依存することはできないと、強く確信しています。最高司令官として、私はアメリカ国民を守るため必要なときに武力を行使しましたし、就任している限りそうすることを決してためらいません。しかしそれが本当に必要でなければ、危険な地域に我が軍を派遣しません。また我々の息子や娘たちを終わりのない紛争に陥らせません。私たちは戦われる必要がある戦いを戦わなくてはならず、テロリストが私たちに望んでいるものである―我が国の力を消耗させ、最終的に過激派を育てるかもしれない大規模派兵ではありません。


つまり、私たちがたとえテロリストのネットワークを積極的に追跡するとしても―より限定された取り組みや、外国のパートナー諸国の能力を築くことによって―アメリカは永久的な戦争の歩みから立ち去らなければなりません。だからこそ私はドローンの使用に思慮深い制限を課したのです―国外の人が私たちが彼らの国で、結果の配慮なく攻撃していると思えば、私たちがより安全ではなくなるからです。だからこそ私は今議会と協力して、監視プログラムを改正するのです―我が国の情報機関の精力的な仕事は、国内と国外で一般人のプライバシーが侵害されないことへの公的な信頼に依存しているからです。そしてアフガニスタンの戦争が終結するとともにこれをすることが今年必要です、連邦議会が収容者移送に残っている制限を撤廃して、グアンタナモ収容所を閉鎖することです―なぜなら私たちは情報機関や軍事行動によるだけでなく、我が国の憲法の理念に忠実であり続け、他の世界に模範を示すことによってテロに対抗するからです。

 

複雑な脅威の世界では、ご存知のように我が国の安全保障とリーダーシップは我々の力のすべての要素にかかってきます―強力で原則に基づく外交をはじめとして。アメリカ外交は50ヶ国以上の国を集結させて、核物質が間違った手に落ちるのを阻止し、そして我が国の冷戦時代の備蓄への依存を削減させました。武力の脅威に裏づけされたアメリカ外交が、シリアの化学兵器が除去された理由であり、私たちは引き続き国際社会と協力して、シリア国民に然るべき未来を―独裁、テロ、恐怖から解放された未来を―到来させることに取り組みます。こうしている間にもアメリカ外交は、イスラエル人とパレスチナ人が困難であっても必要な、そこでの紛争を終結させる協議に取り組むときに支援をしています。すなわちパレスチナ人の尊重と独立国家を実現し、そしてアメリカが常に彼らの側にいると知っているユダヤ人国家である―イスラエル国の恒久的な平和と安全保障を実現する協議です。

 


そしてイランの核計画の進展を食い止めて―その計画を部分的に後退させたものこそ、圧力に裏づけされたアメリカ外交です―十年間でまさに初めてのことです。私たちが今夜ここに集まっている間にも、イランは高濃度ウランの備蓄を除去し始めました。高度な遠心分離機を設置するのではありません。前例のない視察が、イランが爆弾を製造していないことを日々世界が確認するのを支えています。そして同盟諸国と協力諸国とともに、私たち全員が共有している目標を平和的に実現できるかを探る交渉に取り組んでいます。つまりイランの核兵器所有を阻止することです。


こうした交渉は難しいでしょう。成功しないかもしれません。私たちは同盟諸国を脅かすヒズボラのようなテロ組織へのイランの支援に対して明敏です。そして我々国家間の疑惑を、願うことによって無くすことはできません。しかしこうした交渉は信頼に頼っているのではありません。合意するどの長期間契約も、私たちと国際社会にイランが核爆弾を製造していないことを確信させる、検証可能な行動に基づかなければならないのです。ジョン・F・ケネディとロナルド・レーガンがソビエト連邦と交渉できたのなら、それならきっと、強く自信をもったアメリカは今日の、より非力な敵と交渉することができます。


私たちが導入した制裁が、この機会を可能にするのを支えました。しかし明確にしましょう。今議会がこうした協議を脱線させるよう脅かす新たな制裁法案を今私に送るなら、私はそれに拒否権を行使します。我が国の国家安全保障のために、外交に成功のチャンスを与えなければなりません。イランの指導者がこの機会を掴まなければ、そのとき私はさらなる制裁を求める筆頭になり、イランが核兵器を製造しないように確実にする、すべての選択肢を実行する用意をします。しかしイランの指導者が機会を本当に掴めば、そのときイランは国際社会に再加入する重要な措置を講じることができます、そして私たちは戦争の危険なく、この時代の主要な安全保障問題の一つを解決できることになるのです。


最後に、この国のリーダーシップは脅威に対する我が国の防衛によるだけでなく、良いことを行い、世界中の理解を促進する膨大な機会によって決められるということを覚えておきましょう―より素晴らしい協力を築き、新たな市場を拡大し、人々を恐怖や貧困から解放することです。そしてアメリカほどそうした機会を活用するのに良い位置にいる国はありません。


ヨーロッパとの我が国の同盟は依然として、世界がかつて知らないほど最強であります。チュニジアからミャンマーまで、私たちは民主主義構築のハードワークをしたいものを支援しています。ウクライナで、すべての人に自由かつ平和的に自分たちを表現する権利があり、そして自分たちの国の未来に対して発言権があるという原則を支持しています。アフリカ中で、企業と政府を一つにして、電気利用を倍増させ極端な貧困を終わらせる支援をしています。アメリカで、商取引の新たな提携を築いているだけでなく、また若者間の文化的、教育的な交流を拡大しています。そして私たちはアジア太平洋に引き続き集中します、そこでは我が国の同盟国を支援し、より大きな安全と繁栄がある未来を形成し、災害で破壊された人々に手を伸ばします―私たちがフィリピンでしたように。あのとき我が国の海兵隊員と民間人が台風で破壊された人々を急いで援助し、そしてこのような言葉で挨拶されました、「私たちは皆さんの親切を決して忘れません」そして「アメリカ合衆国に神のご加護がありますように!」


私たちはそれらが我が国の長期的な安全保障の促進を支えるために、こうしたことをしています。そして私たちが人種や宗教や、信条や性別や性的指向に関係なく、すべての人類の本来の尊厳と平等を信じているために、それらをするのです。そして来週、世界はそのコミットメントの一つの表現を見るでしょう―USAチームが赤色、白色、青色をオリンピックスタジアムに行進させて―そして金色を国へ持って帰るときに。


我が同胞たるアメリカ国民よ、世界の他のどの国も私たちがすることをしません。すべての問題で、世界は私たちに注意を向けます、単純に我が国の経済規模や軍事力のためでなく―私たちが支持している理念と、それを前進させるために私たちが担う荷のためです。


このことを、制服を着て奉仕するものたちよりもよく知っているものはいません。この戦争の時代が終結を引き寄せ、新たな英雄の世代が民間生活に帰還します。私たちはその残務を減らし続けて、我々の退役軍人たちが彼らが獲得した恩恵を受け、我々の負傷した戦士たちが必要な医療保険を―メンタルヘルスケアを含めて―受けられるようにします。私たちはすべての退役軍人が、そのスキルや指導力を国内の仕事に変換するのを支えることに取り組み続けます。そして私たち全員、並大抵ではない軍人の家庭を称えて支援する力に引き続き加わります。


私が知るようになった、そうした家庭の一つについて話しましょう。


私はD-デイ(ノルマンディー上陸作戦開始日)の65周年記念日にオマハビーチで誇り高いアーミー・レンジャーのコーリー・レムズバーグに初めて会いました。同胞のレンジャー数名と並んで、彼は私に計画を説明しました―強く、印象的な若者で、くつろいだ態度で、機知に富んでいました。私たちは冗談をかわして、写真を撮り、私は彼に連絡を取り合おうといいました。


数ヶ月後、彼の10度目の派兵で、コーリーはアフガニスタンで強力な道路脇の爆弾に殺されかけました。彼の同胞が用水路でうつぶせで、水中で、脳に榴散弾がある彼を見つけました。


数か月間彼は昏睡状態でした。私が病院で次に会ったとき彼は話すことができませんでした。ほとんど動けませんでした。数年にわたって数ダースの外科手術と治療と、毎日数時間の厳しいリハビリを耐えました。


今でもコーリーはまだ片目が見えません。まだ身体の左半身で苦労しています。しかしゆっくりと着実に、彼の父親クレイグのような介護者や彼の周りの仲間のサポートで、コーリーはより好調になってきています。日々再び話し、再び立ち、再び歩くことを学んでおり―彼の国に再び奉仕できる日に向けて努力しています。


「私の回復は簡単ではありませんでした、」彼はいいます。「価値あるものがない人生は簡単です。」


コーリーは今夜ここにいます。そして彼が愛する軍のように、彼が奉仕するアメリカのように、一等軍曹コーリー・レムズバーグは決してあきらめません、そしてやめません。


我が同胞たるアメリカ国民よ、コーリーのような人たちはアメリカが決して簡単ではなかったことを私たちに教えてくれます。我々の自由や、我々の民主主義は決して簡単ではありませんでした。私たちは時々つまずきます。私たちは間違えます。私たちはいらいらしたり落胆します。しかし二百年以上の間、私たちはそうしたことを横に置いて、我々の集団の肩を進歩の車輪にして―個人的な実現の可能性を、創り、築いて、拡大し、他の国家を暴政や恐怖から解放し、正義、公正、法の下の平等を促進して、我々の建国の父たちによって紙に書かれた言葉がすべての市民に実現されるようにしてきました。私たちが我々の子供たちのために望むアメリカは―上昇するアメリカであり、信頼できる仕事がたくさんあって地域社会が強い場所であり、繁栄が広く共有されて、すべての人のための機会が、私たちの夢と苦労が連れて行く限りまで私たちを行かせてくれる場所です―そのどれもが簡単ではありません。しかし私たちが協力すれば、私たちが我々の中にある最高のものを呼び起こして、足を今日にしっかりと据え、しかし目を明日に向ければ―それは我々の手の届くところにあるということを私は知っています。


信じてもらいたい。


皆さんに神のご加護がありますように、アメリカ合衆国に神のご加護がありますように。

 

 

参考記事:

 

 

http://www.whitehouse.gov/the-press-office/2014/01/28/president-barack-obamas-state-union-address