I've translated President Obama and Mitt Romney’s remarks at the third and final presidential debateにひひ

 

最終討論会は外交政策についてでしたが、二番目の世界におけるアメリカの役割パートを訳しました。

ちなみに終わりの方の馬と銃剣(horses and bayonets)あたりがソーシャルメディア的にこの討論会で最も盛り上がりました。

 


米大統領選 最終討論会 (世界におけるアメリカの役割編) 日本語訳

 

ボブ・シーファー(司会):…あなたにそれに答える機会があります、それが我々の次のパートに完全にスムーズに続くからで、世界におけるアメリカの役割とは何か?というものです。ですからそれが質問です。あなたがたそれぞれは世界における我が国の役割として何を見ますか、ロムニー元知事、あなたが最初に行く番です。


ロムニー元知事:そうですね、私は――私はアメリカには自由を守り、そして原則を――世界をより平和にする原則を促進するのを支える責任と特権があると完全に信じています。そしてそうした原則には人権や、人間の尊厳や、自由企業や、表現の自由や、選挙が含まれます。なぜなら選挙があれば、人は平和に賛成票を投じる傾向があるからです。戦争に賛成票を投じません。ですから私たちは世界中にこの原則を促進したいと思っています。私たちは世界に紛争地域があることを知っています。


私たちは人間に可能な限りそうした紛争を終わらせたい。しかし世界で我々の役割を実現できるにはアメリカが強くなければなりません。アメリカは主導しなければなりません。そしてそれが起こるには私たちが、ここ国内の我々の経済を強化しなければなりません。2,300万の人々を雇用を得るために苦しませることはできません。ここ三年間成長率を減速させ続けている経済をもつことはできません。その半分が今仕事を見つけることができていなかったり、仕事が大学の学位にふさわしくないのでは、子供たちを大学から卒業させることはできません。私たちは我が国の経済を動かさなくてはなりません。


そして我が国の軍を、私たちは我が国の軍を長期的に強化しなければなりません。世界がこの先私たちに何を投げてくるかわからないのです。軍の決定は現時点で行われます――そして軍は我々が想像できない難題に直面します。例えば2000年の議論でテロに言及したものはありませんでした。そして一年後に9/11テロが起きました。つまり私たちは不確実性に基づいて決定をしなければならず、それは強い軍を意味することになるのです。私は軍事予算を削減しません。また同盟諸国を支持しなければなりません。私は――私はイスラエルと合衆国の間にある緊張は大変不幸だと思います。


また邪魔になって私たちが行った、ポーランドでのミサイル防衛計画の撤回も、我々の間にあった何らかの関係を壊すという点で、いうなれば不幸だと思います。


それからもちろん、我が国の原則のために立つことに関して、学生たちがテヘランの街路でデモをしてそこの国民が抗議したときに、緑革命が起こったときに、大統領が沈黙しているのは巨大な誤りだと思いました。私たちは我が国の原則のために立たねばならず、同盟諸国のために立たねばならず、強い軍のために立たねばならず、より強い経済のために立たねばなりません。


シーファー:大統領閣下は?


オバマ大統領:アメリカは必要不可欠な国であり続けています。そして世界は強いアメリカを必要としており、そしてアメリカは私が就任した時よりも今の方が強化されています。


なぜなら私たちがイラクでの戦争を終結させ、テロリストの脅威だけでなくアフガニスタンでの権限移譲の開始にも注意を再集中できたからです。


それはまた我々を、十年間無視されてきた同盟や国家関係に再集中させてくれます。


ですからロムニー元知事、我が国の同盟関係はこれまでになく強化されています、アジアで、ヨーロッパで、アフリカで、そしてイスラエルと、そこでは私たちは軍事面、情報面で前例のない協力をしています、イランの脅威への対処をはじめとして。


また私たちがすることができていたのが、自分たちをアメリカを再生させ始められるように配置することであり、そしてそれこそが私の計画がすることです。私たちが製造業を我が国の沿岸に戻して、私たちがここで雇用を創出するのを確実にすることです。私たちが自動車産業にしたように、国外に雇用を運ぶ企業に報いを与えることではありません。


私たちが世界最高の教育制度を有するのを確実にすることです、明日の雇用のための労働者の再訓練をはじめとして。


自国のエネルギーをコントロールするために私たちができるすべてをすることです。私たちは石油輸入を二十年で最低の水準に削減しました、私たちが石油と天然ガスを開発したからです。しかしまた2020年までに我が国の排出を半減させるクリーンエネルギーテクノロジーも開発しなければなりません。それこそが私たちが示すのが必要なリーダーシップの種類です。


そして財政赤字の削減を確実にしなければなりません。不幸にしてロムニー元知事の計画はそれをしません。私たちは必要としない支出を削減するだけでなく、また最富裕層に少し多く払うよう求めるという、信頼できる方法でそれをしなければなりません。そのようにして私たちは自分たちを常に最先端にする研究やテクノロジーに投資できるのです。


さて、ロムニー元知事はこの選挙運動を通して別のアプローチをとってきました。国内と国外両方で、間違っていて向こう見ずな政策を提案してきました。彼はジョージ・ブッシュを良き経済執事として、ディック・チェイニーを――素晴らしい知恵と判断を示すものとして称賛しました。そして私たちをこの混乱に連れてきた戦略の類いへ連れ戻すのは、我が国が21世紀のリーダーシップを維持する方法ではありません。


シーファー:ロムニー元知事、「間違っていて向こう見ずな」の政策とは?


ロムニー元知事:私には未来のための政策と未来のための予定があります。国内の経済に関しては、1,200万人の新たな雇用を創出して手取り給料を引き上げるために何がいるのか知っています。そして私たちがこの四年間見てきたのは、私が次の四年間に見たくないものです。


大統領は今頃失業率は5.4%になるだろうといいました。それには900万人の雇用が足りません。私はアメリカを再び機能させて再び手取り給料が上がるのを見るようにしますが、それを五つの簡単な措置で行います。一番目、私たちは北アメリカのエネルギーを独立させます。石油、石炭、ガス、原子力、そして再生可能エネルギーを十分活用してそれをします。


二番目、私たちは貿易を拡大します。貿易は一年で約12%成長します。五年ごとかそれぐらいで倍になります。私たちはそれよりも良くできます、特にラテンアメリカで。私たちはラテンアメリカの機会を、本当に十分活用してきませんでした。実際、ラテンアメリカの経済は中国経済とほぼ同じ大きさなのです。私たちは皆中国に集中しています。ラテンアメリカは私たちにある巨大な機会なのです――時間帯や言葉において好条件です。


三番目、私たちは労働者と学校のために働く訓練プログラムをもたなければならず、それは最終的に親や教師や子供たちを優先して、教職員組合を後にするものでなければなりません。


それから均衡予算を得なければなりません。起業家や大小の企業が我々がギリシアへの道へ向かっていると考えれば、老後の蓄えや会社の資金をアメリカに投資することは期待できません。私たちが最終的に過度の支出と借入から離れないのなら、そここそが私たちが現在いるところです。ですから私は私たちを均衡予算の軌道にのせます。


そして最後に五番目、私たちは中小企業を擁護しなければなりません。中小企業は雇用が生まれるところです。この国の雇用の三分の二が中小企業から生まれます。新たなビジネスの形成は現政権下で30年で最低の水準に下がっています。私はそれを戻して良質の雇用を戻し、手取り給料を引き上げたいと思います。


オバマ大統領:そうですね、私たちが競争するために必要なことを話しましょう。まず初めに、ロムニー元知事は中小企業について話しました。しかし、元知事、あなたがマサチューセッツ州にいたとき、マサチューセッツ州の中小企業の開発は50州中48位だったと思います。なぜならあなたが推進する政策は中小企業を実際には支援しないからです。


そしてあなたの中小企業の定義の仕方はまさにトップの人たちまで含んでいます。私やあなたも含んでいます。それは私たちが必要としてる中小企業の推進の類いではありません。しかし私たちが知っている、21世紀に変化をおこす模範例を挙げましょう、それは教育政策です。前回の討論ではこれについてあまり多くを話すチャンスがありませんでした。


私のリーダーシップ下で、私たちが行ってきたのは46州の知事と協力する教育改革でしたね。ひどい時を経てきていた学校で進歩と成果を見てきました。そして彼らはついに進展し始めています。


そして私が今望んでいるのはもっと教師を雇用することで、特に数学と科学であり、数学と科学に関して私たちが遅れをとってきたのを知っているからです。そしてそうした教師が変化をおこせます。


さて、ロムニー元知事、あなたは教師たちにこれが経済成長を助けるか助けないかと聞かれたときに、経済成長を助けないといいました。


学級の大きさを小さくしたことについて聞かれたときに、あなたは学級の大きさは変化をおこさないといいました。


しかしあなたにいいます、あなたが教師たちと話したら、彼らはあなたに変化をおこすというでしょう。そして私たちが子供たちに必要な支援などを提供できる数学教師を得るなら、それこそが新たなビジネスがここで創られるかどうかを決定するものなのです。企業は最も高いスキルをもつ労働力があるかどうかに基づいて、ここに開設するでしょう。


あなたが進めてきた予算案の類いは、赤字削減に関してあなたにも私にもビタ一文支払いを要求しない場合、代わりに教育支援を削減します、それは我が国の長期的競争力を弱めます。それは世界でのアメリカの位置として良くないですし、世界が気づきます。


シーファー:外交政策に戻しましょう。


(同時会話)


シーファー:戻すことができますか…


ロムニー元知事:そうですね――そうですね、少し話す時間がほしいです…


シーファー:わかりました。


ロムニー元知事:ボブ、話させてくれるなら、少し教育について…


シーファー:わかりました。


ロムニー元知事:…なぜなら私は――私は知事をする機会があった州に大変誇りをもっているのです。


子供たちがどれだけ良くやっているかを見る試験が二年ごとにあります。四年生と八年生は英語と数学の試験を受けます。私が知事だったとき、四年生が英語と、それから数学で50州すべてで一位になったのを誇りに思いました。そして八年生が英語で一位になり、また数学もでした、一つの州が四つすべての専攻で一位になったのは初めてでした。


私たちはどうやってそれをしたのでしょう?そう、共和党員と民主党員が超党派の原則に基づいて一つになり、クラスが素晴らしい教師を持つことに集中する教育原則を導入したからです。


オバマ大統領:10年前です…


ロムニー元知事:そしてそれが――それが――それが私たちを国で一位の州にさせたのです。


オバマ大統領:けれどそれはあなたが就任するより10年前でした。


(同時会話)


ロムニー元知事:それからあなたは就任したときに教育支出を削減しました。


(同時会話)


ロムニー元知事:まず――まず――まず――私たちは学校を国で一位にさせ続けています。彼らは今でもまだ一位です。


シーファー:わかりました。


ロムニー元知事:そして私たちが導入した原則は、子供たちにただ卒業試験を課して、競争できるのに必要なスキルに及んでいるかを決めるだけでなく、クラスの四分の一以内で卒業すれば、マサチューセッツ州にあるすべての高等教育用公共施設の四年間の学費のフリーライドを獲得するというものでした。


オバマ大統領:それはあなたが就任する前に起こりました。


シーファー:元知事…


ロムニー元知事:それは本当に私の任期でのことです。大統領閣下、あなたは事実を取り違えています。


(同時会話)


シーファー:私に――私は話を移すようにしたいのですが、こうしたことは別の討論会で聞きましたから。


元知事、あなたはもっと大きな軍を望んでいるといっています。あなたはもっと大きな海軍を望んでいます。防衛費削減を望んでいません。私が聞きたいのは――私たちはこの国の財政問題について話していました。どこからその資金を調達するのですか?


ロムニー元知事:そうですね、話を戻して軍事について話しましょう、また幅広く――初めから終わりまで。まず初めに、まさに最初から話します――私たちは裁量的予算の約5パーセントを、軍事費を除いて削減します。それが一番目です。


シーファー:しかし深く踏み込まずにそれができるのですか…


(同時会話)


ロムニー元知事:いいニュースは(聞き取り不可)――私はあなたに見てもらうのが嬉しいです。我々のウェブサイトに来て下さい。どうやって8年から10年以内で均衡予算に到達するのかを見てほしい。私たちは一連のプログラム全体への支出を削減することで到達するのです。ところで、私はオバマケアを一番目に外します。


良さそうなものはたくさんありますが、正直にいって、私たちにはそれらをする余裕が本当にありません。そして良さそうでないものがあり、余裕がありません。ですから初日からそれを取り除きます。人間に可能な限り、私たちは取り除きます。持つ必要のまったくないプログラムを次々と取って、外します。


二番目に、継続させるプログラムをいくつか取ります、メディケイドのような貧困層のためのもので、貧困層のための医療保険プログラムをとって、州が運用するように渡すつもりです、州がより効率的にこうしたプログラムを運用するからです。


私は知事のとき、このプログラムを与えてくれと思っていました。私はこれを連邦政府や州よりも効率的に運用できます、ところでそれが与えてくれと思った理由です。アリゾナ州やロードアイランド州がこうしたメディケイドで資金を調達しました。彼らはこうしたプログラムをより効率的に運用できることを示しました。私はそうした二つのことを行って、8年から10年間以内に均衡予算にしたいと思います。


しかし軍事に――しかし軍事に戻りましょう。


(同時会話)


シーファー:それこそ私が聞こうとしたことです…


(同時会話)


オバマ大統領:彼は最初の質問に答えるべきでした。


いいですか、ロムニー元知事は5兆ドルの減税を要求し、控除を塞ぐことで払うといっています。さて、計算が合わないのですが、彼はそうすると主張し続けています。それから軍が要求していない、更なる2兆ドルの軍事支出を求めています。


さて、我が国の軍事支出は私が就任中、毎年上昇してきたことに留意して下さい。私たちは次の10か国を合計したよりも多く軍事に支出しています。すなわち中国、ロシア、フランス、イギリス、何でも。次の10か国です。そして私がしたのは統合参謀本部と協力して、我が国の安全を確実にするために将来必要なことを考えることです。


そしてそれこそが私たちが推進してきた予算なのです。しかしあなたにできるはずがないのが、軍が要求していない2兆ドルの軍事支出への追加と5兆ドルの減税です。あなたは税制の抜け穴や控除を塞いでそれを払うといっています、そうした抜け穴や控除の名称を言わずに。そして何とかしてまた、すでにある財政赤字を処理するつもりです。その計算は単純に合いません。また軍隊に関して、私たちが考えなければならないのはただ予算だけではないですよね、能力について考えなければなりません。


私たちはサイバーセキュリティについて考える必要があります。宇宙について話し合う必要があります。それこそがまさに我が国の予算がするものですが、それは戦略によって動かされます。政治によって動かされるのではありません。議員たちによって、そして彼らが見たいことによって動かされるのではありません。それはアメリカ国民を安全にするために必要とするものは何か?によって動かされるのです。それこそがまさに我が国の予算がすることであり、それがまた、それから私たちに赤字を削減させるのであり、それが重要な国家安全保障上の配慮なのです。なぜなら私たちは国内の経済を強固にして、国外に軍事力を提示できるように確実にしなけらばならないからです。


ロムニー元知事:私は自分が予算を均衡したことがあって嬉しいです。私はビジネスの世界に25年いました。予算を均衡させなければビジネスから消えています。私は均衡が崩れたオリンピックに関与し、そして均衡させ、そこで成功しました。私には州知事になる機会がありました。四年連続で、民主党員と共和党員が一つになって予算を均衡させました。私たちは減税を19回して、予算を均衡させました。大統領はまだ予算を均衡させていません。私は自分にそうする機会があることを期待しています。


シーファー:わかりました。


ロムニー元知事:私は予算を均衡できます。


軍事支出について話しましょう、それはこうです。


(同時会話)


シーファー:30秒で。


ロムニー元知事:我が国の海軍は旧式です――失礼、我が国の海軍は今1917年以来のどんなときよりも小さい。海軍は任務遂行に313隻の艦船が必要だといいました。現在285隻未満です。もし自動歳出削減措置を経れば、200台前半まで下がります。それは私には了承できません。


私は海軍が必要とする艦船を持つよう確実にしたいのです。我が国の空軍は1947年に創設されて以来どんなときよりも旧式で小さい。


私たちはフランクリン・ルーズベルト以来初めて変えました――私たちはフランクリン・ルーズベルト以来――常に一度に二つの紛争を戦えるという戦略を持っていました。現在私たちは一つの紛争に変えています。いいですか、アメリカ国民の安全を守ることは、これは私の見方では合衆国大統領の最大の責任です。


そして私は一兆ドルの軍事予算を、これは自動歳出削減措置だけではなく大統領の予算削減と合わせたものですが、削減しません。それは私の見方ではしています――我が国の未来をより不確実にして、より安全でなくしています。


オバマ大統領:ボブ、これについて本当に話す必要があります。


まず初めに、自動歳出削減措置は私が提案したものではありません、議会が提案したものです。それは起こらないでしょう。


私たちが話している予算は軍事支出を削減しません。維持します。


しかしロムニー元知事は我が国の軍がどのように動いているかを調べる時間が十分なかったのかもしれないと思います。


例えばあなたは海軍に言及して、私たちが保有している艦船が1916年より減っているといいました。ふむ、元知事、また馬や銃剣も減っています、なぜなら軍の性質が変わったからです。私たちはこうしたものを保有しています、航空母艦とよばれ飛行機がそこに着艦します。水中を進むこうした艦船を保有しています、原子力潜水艦です。


ですからつまり問題は船を数えるバトルシップのゲームではないのです。我々の能力についてのことなのです。ですから私が海軍長官や統合参謀本部と話し合うときには、我が国の防衛が要求する様々なことに最良に応える方法を、部隊との信義もまた守ったり、退役軍人が帰国したときに必要な支援などを受けるのをまた確実にしたりして、決定しているのです。


そしてあなたが推進している予算等にはそれが反映されていません、なぜならそれがまさに働いていないからです。


シーファー:わかりました。


オバマ大統領:それから、私たちはそのウェブサイトを頻繁に訪れましたが、それはまだ働いてませんね。


 


参考記事:

http://www.washingtonpost.com/politics/decision2012/2012-presidential-debate-president- obama-and-mitt-romneys-remarks-at-lynn-university-on-oct-22-running- transcript/2012/10/22/be8899d6-1c7a-11e2-9cd5-b55c38388962_story.html