東北(平泉・松島・仙台)の旅
東京駅から、東北進幹線(はやて)に乗り、2時間ちょっとで一ノ関へ、1泊2日の旅をしてきました。
出発
「厳鼻溪(ゲイビケイ)」・・・日本百景
一ノ関から、バスに乗り、峡谷「厳鼻渓(げいびけい)」の舟くだり。
石灰岩層を侵食した、砂鉄川は、波1つなく、とても静か。水深も浅いところが多く、川の名前の通り、川底は、きらきら光る鉄の粒子がまじる砂に覆われていました。
1隻に一人の船頭さんが、丸太1本でかじを取ります。
平泉「毛越寺(モウツウジ)」
天台宗の別格本山。藤原清衡・基衡が再興し、中尊寺をしのぐ大寺だった。平安時代末様式の庭園を残す。
大泉ヶ池(庭園) 青々したもみじ
「本堂」
平泉「中尊寺(チュウソンジ)」
天台宗東北大本山。毛越寺とともに慈覚大師円仁の開基。12世紀初め、藤原清衡が多くの堂塔を造営した。
「本堂」 ご本尊は阿弥陀如来
「金色堂」 中尊寺創建当初の唯一の遺構。金色の阿弥陀堂は極楽浄土を現世にあらわしている。
藤原清衡・基衡・秀衡のご遺体と藤原泰衡の首級が納められている。
「松尾芭蕉像」 俳人松尾芭蕉も「奥の細道」で巡拝した。
お宿は、秋保温泉「左勘(サカン)」。お風呂も食事も部屋もサイコーでした。
~~~~さあ2日目。昨日とは、打って変わって生憎の雨。長袖一枚では寒い感じでした。~~~~~
松島湾遊覧 (マリンゲート塩釜→松島)
宮城県松島湾内外に散在する大小260余の諸島と湾岸一帯の名勝地。日本三景の一つ。
雨が降っても大丈夫。一階の乗船室で景色を楽しみました。
「仙台四郎さん」 生まれながらにして商売繁盛、先客万来をもたらした福の神
江戸末期から明治35年頃に仙台に実在した人物。言葉はほとんど話せず「四郎馬鹿(シロバカ)」とよばれ、毎日町を徘徊していた。
ところが、彼がふらりと立ち寄る店は必ず繁盛し、彼が抱く子供は丈夫に育つということから、当時から現在でも仙台の福の神として愛され、四郎さんの「お姿」を、家庭では、辰巳の方向(東南)に向けて、お店には、入口の方に向けて飾ると開運成就、商売繁盛、家内安全ももたらしてくれるそうです。
仙台駅から徒歩10分ほどの、商店街の中に四郎さんが安置されている「三瀧山不動院」がある。
伝説に聞いていた、四郎さんを拝めてラッキーでした!!
余談・・・仙台駅前は、マンション建設ラッシュでした。戸建てもマンションも、東京とさほど値段が変わらないと
か。
東京駅から、新幹線で2時間ちょっととは、遠いと思っていた仙台が近くに思えました