久し振りに映画館で映画を観た。しかも邦画。先日、出身校(高校)の後輩より、『レディ加賀を観る会』に参加しませんか、とのメールがあり、曰く ”『レディ加賀』の監督(雑賀俊朗氏)は同窓であり、出身校同窓会で『レディ加賀』を応援しましょう” とのこと、承知して参加した。

 

『レディ加賀』の封切初日は2月9日であり、2日目の2月10日に新宿ピカデリーで

監督、俳優の舞台挨拶があるとのことでこれに合わせ、新宿ピカデリーに行った。

出身校同窓生はこの日、50~60人くらい来ていた模様。

『レディ加賀』は、石川県加賀温泉旅館の女将たちによるタップダンスで温泉街を盛り上げる姿を描いた小芝風花主演の映画。

観終わった後、一言でいえば、元気よく頑張ろう、という気持ちになる。

観客に元気を与えてくれる映画と言える。

 

舞台挨拶の4人、左から音楽の眉村ちあき、主演の小芝風花、森崎ウィン、雑賀監督

 

新宿ピカデリー館内に展示している女将たちの和服

 

これらの和服が映画の中で着られていた。

 

大女将役の檀れいが本映画では実に存在感がある。

52歳とは思えないくらい若くてきれいな檀れい。

 

雑賀監督(左)と誰か。

 

佐藤藍子が演じる旅館街女将のリーダーが、劇中、”能登の地震で挫けちゃいけない、みな頑張ろう”、というシーンがある。これは2007年の能登半島地震(震度6強)をイメージしたセリフであるものの、まさに今年1月1日の能登半島地震に対しても

ぴったり当てはまる言葉(セリフ)である。

雑賀監督の(被災に遭った)石川県への思い入れを感じる。

映画では和服姿の女将たちによるタップダンスで加賀温泉を盛り上げようとする姿、言い換えると、女将たちによるタップダンスで能登半島地震の被災者に元気を与えようとする姿、を描いている、と言えるかもしれない。

 

朝ドラの『ブギウギ』は、戦後(昭和22年~)、日本が落ち込んでいた時期に福来スズ子(笠置シヅ子)がブギウギダンスで落ち込んでいる日本人に活気を与えてくれる物語であるが、何となく、歌・ダンスというのは元気・活力を与えてくれる手段と言える。

 

雑賀監督は、早稲田大学時代、映画研究部に所属し、8ミリで映画を作っていたとのこと、自分も学生時代、映画研究部→映画部にて部活動、8ミリで素人映画製作をしたのを思い出す。

 

tamatama