高水三山は、初心者から後期高齢者まで手軽に山歩きできる縦走コースで、奥多摩の中でも最も人気のあるコースのひとつです。高水三山コースとは、通常、軍畑駅~

高水山~岩茸石山~惣岳山~御嶽駅というルートを指し、前回、2012年3月3日に

このコースを縦走したので今回、11年振りの縦走となります。スタートは軍畑駅。

軍畑という名は、戦国時代、青梅を治める三田綱秀の軍勢と八王子の北条氏照の軍勢がこの付近で戦ったいわゆる”辛垣の戦い”の合戦場であったことに由来する。

午前9時前に軍畑駅を出発。

 

標識通りに進む。

 

まっすぐは榎峠・青梅丘陵ハイキングコースの方、ここは左の道を進む。

 

渓流音が心地よい。

 

実際の渓流音はこんな感じ↓

 

ここが高水山登山道入り口(右道)

 

高源寺山門

 

高源寺本堂。江戸時代初期には創建されていた。

 

妙見堂

 

天之宮神社

 

ここから本格的な山道

 

標識通りに進むと

上成木からのルートとの合流点に到着

 

この階段を上がれば常福院奥の院

 

9世紀に創建された常福院奥の院、正確には高水山常福院龍学寺(高水山不動尊)

 

11年前の常福院奥の院

(2012年3月3日)

 

常福院奥の院の裏手より高水山へ

 

高水山山頂(759m)

ベンチはあるが、見晴らしはきかない。

 

11年前、2012年3月3日の山頂。当時、ガスっていた。

 

高水山から岩茸石山に向かう途中の開けたところ

 

岩茸石山への案内

 

岩茸石山山頂までは、岩や石の名がつくだけあって、岩石だらけの急登。

 

岩茸石山山頂(793m)

山頂からの展望

ちょっと雲が多いか。

なんとなくスカッとしない。

 

遠方は高水山。

 

11年前、2012年3月3日の山頂。この時も雲多し。

 

同じく2012年3月3日。

 

岩茸石山には7年前の2016年5月5日にも棒ノ折山→黒山経由で来ているが、この時は快晴で見晴らしは良かった。たとえば、こんな風に、

(2016年5月5日)

同じく山頂からの展望(2016年5月5日)

(2016年5月5日)

(2016年5月5日)

(2016年5月5日)

 

岩茸石山より惣岳山に向かう途中、惣岳山手前の開けたところ。正面遠方右手は

高水山。

 

遠方左手は岩茸石山。

 

青梅市街方向

 

フェンス越しにこれから登る惣岳山が見える。

 

右の山は高水山、左の山は岩茸石山。

 

惣岳山の方へ

 

ここが

 

惣岳山山頂(756m)。

 

山頂には青渭神社奥ノ院が鎮座する。

創建年代は不詳だが、崇神天皇7年(B.C.91)神地神戸を賜って官祭に預かり、

天慶年間(938年~947年)源経基が社殿を再建したと伝えられる。

三田氏・北条氏・徳川氏からも崇敬を受けたという。

 

御岳駅の方へ

 

眞名井の井戸

または青渭の井戸とも呼ばれ、霊泉が湧き出るといわれるがーーー?

 

御岳駅まで1.5km

 

沢井駅まで1.8kmとあり、ここは0.3km近い御岳駅の方へ

 

しかし、最後の急登が待っている。

 

慈恩寺の側を通る。

 

安土桃山時代に創建された慈恩寺。

 

この踏切を渡って右に進めば

 

御嶽駅です。御嶽駅には午後2時過ぎに着きました。

 

11年振りに高水三山を縦走。この日の平地の温度は30℃を越えており蒸し暑い日で、軍畑駅から高水山に登るまでは暑く、熱中症にならないようにしょっちゅう、水分をとりました。

高水山まではペットボトル1本半(約1リットル)程度、水分補給したか?

高水山から縦走コースに入ると風も涼しく、心地よいハイキングを楽しめました。

 

tamatama