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kagaku☆kansai

化学一般関西地方本部の活動や出来事、お知らせ、つぶやきなどのほか、組合員からの情報を発信するブログです

2012年3月、株式会社ヨータイは、
33年間まじめに総合職として働いてきた田中さんを
不当にも解雇しました

田中さんは、入社後は総合職(営業や総務など)で働いてきましたが、
2011年10月に会社は突然田中さんに対して
「退職するか、賃金ダウンする職種変更に応じるか」を即答するよう迫りました。
田中組合員は、退職したくないため、やむを得ず職種変更をのみましたが、
職種変更後、技能職になって現場の仕事に就くと、
職場の班長に毎日罵声を浴びせられて仕事をすることとなりました。

3ヶ月すると、工場長らが、田中さんの勤務態度に問題があるとして、
自発的に退職するよう誓約書を強要、
ひどいときは応接室で軟禁状態に追い込まれました。

そして会社は、2012年3月に口頭で解雇通知を行ってきたのです。

田中さんは解雇が納得できないために、
化学一般関西地方本部と地域労組はんなんに加入、
「解雇を撤回せよ」と要求を掲げ、団体交渉を行いましたが、
会社は「解雇撤回は出来ない」と一方的に要求を拒否、
さらにあろうことか就業委規則に反する発言も行い、交渉は決裂しました。

今年2月には田中さんを支援する会も発足し、
大阪地裁で生活と権利を守る闘いが行われています。

早期解決に向け、
ぜひ皆さんのご支援をよろしくお願いします

なお、田中さんがブログを始めていますので、
ご覧ください
http://histanaka.cocolog-nifty.com/blog/

日頃より、石橋さん労災認定裁判へ


ご支援いただき、ありがとうございます




本日、午後1時10分から


大阪地裁にて


石橋さんの職業ガン労災認定裁判の判決が


言い渡されました




36名が傍聴に参加し


遺族はじめ傍聴者は


裁判官の言葉に耳を傾けましたが


裁判官から小さな声で発せられたのは


「請求をいずれも棄却する」というもので


傍聴席にいる遺族へ目を向けるでもなく


主文と判決理由は省くといった内容を述べた後


そそくさと退廷してしまいました




報告集会においても


参加者からは


裁判官の非情な態度や


前例がないなどの理由で裁判官自らの判断が行われていないことへの怒り


石橋さんと同じ職場で働いていた支部OBの不安など


次々と挙げられました




判決内容等につきましては


できれば後日にお知らせしたいと思います




今後は、遺族が即刻控訴の決意を表明したことで


舞台は大阪高裁へと移ります




引き続き、一層のご支援をよろしくお願いします

本日7月9日、大阪地裁で石橋さんの職業がんの労災認定裁判が行われました


原告側2名が証人に立ち、

化学一般や地域などの仲間30名が傍聴するなか

当時の劣悪な職場環境や労働実態について証言しました


証人が原告に促され、

「労災認定基準が現状に追認されておらず、すべての労働者のために闘っている」と

証言したことが印象的でした。


今後は、原告から新たな意見書が今週中に提出され、

10月11日(木)午後1時10分から大阪地裁810号法廷で最終弁論が行われます。


引き続き、署名や会への加入などご支援・ご協力をよろしくお願いします。


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