日曜日


うちの末っ子の
ユメちゃんが亡くなりました



末っ子といっても
11歳なので
人間でいうと私と同じくらいの
60歳くらいの
おばちゃんネコでした




ユメちゃんは我が家のアイドル的な存在で
奥さん含めて
家族の落胆具合が
あまりにも大きくて
おじさんはとても心配です。


親戚の人間が亡くなっても
ここまで落ち込むことは
これまでなかったように思います。

ただし昨年
長男のラックちゃんが亡くなったときも
それはみんな落ち込んでました

でもこの時は
おじさんは死に目にあってないし
葬儀も参列してないから
状況がよく理解出来て無かっただけかも

これでお猫三兄弟は
次男のミューちゃんだけに
なってしまいました

お猫は死ぬということは
多分あまり理解出来てないから
お別れ出来ずにきっと
心配してるかもしれないけど

逆に人間には見えないものが
見えていれば
心配いらないかもしれないけどね


亡くなったユメちゃんには
霊のような物が
ずっと見えてたように
思います。
誰もいない廊下で
ずーっと一点を見つめてる事が
よくありました。

ユメちゃんは不思議なお猫で

うちの奥さんが
ネコを拾う夢をみた翌朝に
家のまえで
本当に拾った野良猫ちゃんです





だから
ユメちゃんにそっくりな野良猫が
近所にいました
きっと兄妹なんでしょうね




我が家に来てから11年
おじさんが単身生活を
はじめたくらいからなのかな

だから最近は
おじさんよりも
家族の事を
ずーっとみてくれてた事になるかな





ここ最近は
血小板が少なくて
出血すると血が止まらなくなるので
ずーっと薬を飲んでました


結局最後は
悪性のリンパ腫だったそうで
先週入院して
金曜日にもう助からないから
自宅に連れて帰って
最後は
娘の部屋で
みんなに見とられて亡くなりました





とてもおデブでパンパンに太ってましたから
この箱にピチッと入って
寝てました。

おデブちゃん





この白いのが
最後に残ったミューちゃん

どうしてるかな?
さみしいよね、きっと




時々
単身先に
戻る時に
見送りに来てくれた
ユメちゃん
これ玄関に来てくれた写真です

本物の子供はもちろん誰も
見送りなんてきませんから
ネコちゃんだけ


あ!奥さんは
いつも見送りに来てくれますので
ご心配なく
三匹との
写真もあんまりないんですけど
ラックが亡くなって一年
まさかユメちゃんが
こんなに早くお別れするなんて

本当にミューちゃんだけに
なっちゃたね




ユメで拾われたから
ユメちゃん

奥さんや子供たちの夢の中で
たくさん会いに来てあげてね


最後にユメちゃんのシッポで
バイバイのお別れです

さようなら ユメちゃん