年末の恒例としてきた回顧と展望も9年目(9回目)、そろそろ疲れてきました😅が、ボケ防止もかねて(笑)今年もやりたいと思います。

まずは舞台・コンサート編です。

 1月
1/20 オテッロ(ロッシーニ) テアトロ・ジーリオ・ショウワ
1/24 森麻季、錦織健リサイタル 東京オペラシティコンサートホール
1/29 藤原歌劇団/トスカ 東京文化会館 

2月
2/19 コジ・ファン・トゥッテ 新国立劇場中劇場
2/23 二期会/トゥーランドット 東京文化会館 

3月
3/18 太平洋序曲 日生劇場 
3/19 ホフマン物語 新国立劇場オペラパレス 
3/23 小澤征爾音楽塾/ラ・ボエーム 東京文化会館
3/28 東京・春・音楽祭/仮面舞踏会(演奏会形式) 東京文化会館

4月
4/2 蝶々夫人(ハイライト) 王子ホール
4/8 アイーダ 新国立劇場オペラパレス
4/13 東京・春・祭/トスカ(演奏会形式) 東京文化会館
4/18 マチルダ シアター・オーブ

5月
5/14 エレクトラ(演奏会形式) サントリー・ホール
5/25 リゴレット 新国立劇場オペラパレス
5/28 メデア 日生劇場

6月
6/9 森谷真里、大西宇宙リサイタル トッパンホール
6/10 音楽座ミュージカル/泣かないで 町田市民ホール
6/16 パレルモマッシモ劇場/椿姫 東京文化会館
6/24 劇団四季/Crazy For You 神奈川芸術劇場

7月
7/2 ラ・ボエーム 新国立劇場オペラパレス
7/14 劇団四季/ノートルダムの鐘 四季劇場秋

8月
8/14 アンサンブル・アモイベ60th トッパンホール
8/21 スクール・オブ・ロック 東京建物ブリリアホール

9月
9/10 森麻季ソプラノリサイタル 東京オペラシティコンサートホール
9/12 生きる 新国立劇場中劇場
9/16 ローマ歌劇場/椿姫 東京文化会館
9/21 ローマ歌劇場/トスカ 東京文化会館

10月
10/1 修道女アンジェリカ・子どもと魔法 新国立劇場オペラパレス
10/11 ジュリオ・チェーザレ(セミ・ステージ形式) オペラシティコンサートホール
10/14 二期会/ドン・カルロ 東京文化会館
10/20 尺には尺を 新国立劇場中劇場
10/24 終わりよければすべてよし 新国立劇場中劇場
10/27 音楽座ミュージカル/シャボン玉とんだ宇宙までとんだ 草月ホール

11月
11/3 ボローニャ歌劇場/ノルマ 東京文化会館
11/4 音楽座ミュージカル/シャボン玉とんだ宇宙までとんだ 草月ホール
11/12 マクベス 日生劇場
11/15 シモン・ボッカネグラ 新国立劇場オペラパレス
11/23  同上

12月
12/6 こうもり 新国立劇場オペラパレス
12/8 Tragic Trilogy Ⅲ 蝶々夫人(ハイライト)  ハクジュホール
12/16 東京ローズ 新国立劇場小劇場
12/29 劇団四季/ひばり 自由劇場

いやー、今年もちょっと行き過ぎですね😅
オペラがハイライト、セミステージを含めて26本、ミュージカルが 10本、ストレートプレイが3本、コンサート(リサイタル)が4本の計43本❗️ 去年の47本には及びませんでしたが、オンライン視聴を10本含んでいたので、事実上今年が過去最高でしょうか💦

ということで早速ベスト5にいきたいと思います😅 
 


第1位
11/23 「シモン・ボッカネグラ」新国立劇場
とにかくタイトルロールのロベルト・フロンターリとガブリエーレ役のルチアーノ・ガンチのベルカント唱法が素晴らしく美しい。加えてフロンターリの演技も迫真の出来で、オペラであれほど感動したのは初めてでした他の歌手陣も素晴らしく、 個人的にはダントツ、文句なしの1位でした

第2位
11/4 音楽座ミュージカル「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」 草月ホール
これほど素晴らしいオリジナルのミュージカルが日本にあったということを再認識させてくれる傑作がオリジナルに近い形(たぶん😅)でreborn!!これが初舞台となる畠中佑くんにはご両親のDNAを感じましたし、もはやベテラン💦の高野菜々さんの渾身のお佳代とともに、わかっていても涙を堪えきれない公演でした

第3位
9/21 ローマ歌劇場「トスカ」東京文化会館
現在のオペラ界のトップクラス、ソニア・ヨンチェヴァとヴィットリオ・グリゴーロがその実力を存分に発揮、高額なチケット料金も仕方ないかなと思わせる😅パフォーマンスでした。ゼッフィレッリ版の演出ももはや古典ながら決定版と言える隙のなさすべてがさすがでした

第4位
11/3 ボローニャ歌劇場「ノルマ」東京文化会館
タイトルロールを演じたフランチェスカ・ドットも良かったのですが、それ以上に感心したのがアダルジーザを演じた脇園彩さんの素晴らしい歌唱ご本人が世界で一番アダルジーザを研究したと言い切るだけのことはありましたお陰で演出面の弱点も目立たなくなっていました😅

第5位
10/20 「尺には尺を」 新国立劇場中劇場
芝居自体も面白かったのですが、とにかくソニンの演技力にびっくりさせられました😅ミュージカルでは何度か見ており、いい女優さんだとは思っていましたがあれほどとはむしろ今後ストレートプレイに徹した方が実力を発揮できるような気がします。
 
特別賞
3/18 「太平洋序曲」 日生劇場
これまで日本で見たソンドハイム作品の中では、一番まともなパフォーマンスを見せてくれました😅アンサンブルを含めキャストのレベルも高く、安心して楽しめたのが最大の収穫。ソンドハイム作品の中でも地味な部類に入ると思いますが、変に手を入れずに芸術性の高い演出にも好感が持てました

10/11 「ジュリオ・チェーザレ」
セミ・ステージ形式ながら、フル・ステージに劣らぬ工夫を凝らした演出、さらにいずれ劣らぬカウンター・テナー陣の競演に加え、森麻季さんの七変化、キュートな魅力も相まって非常に良い出来栄えの舞台となりました

残念賞
12/6「こうもり」新国立劇場
とにかく一部を除けばキャストの歌が弱くとても祝祭気分に浸れず、小芝居やギャグもしつこくて寒々しく響くのみちょっとトラウマっぽくなっており、当分「こうもり」は聞くことはないような気がします


このほか、選外では、ムーティ御大が振った「仮面舞踏会」(3/28)やオロペサの「椿姫」(9/16)、フロンターリの「リゴレット」(5/25)なども良かったと思います。 
残念だったのは、コロナ禍で1/3シアターコクーンの「ジョン王」が公演中止、自分自身がインフルエンザとコロナに罹患したため、2/12新国立劇場の「ファルスタッフ」、7/23オーチャードホールの「オテロ」、8/1帝劇の「ムーラン・ルージュ」を見逃してしまったこと
来年は「ムーラン・ルージュ」 の再演があるようですので、是非見てみたいと思います。

ということで、来年は少し絞っていきたいところなのですが、既に予定はかなり入ってきており、絶対外せないのは、5月に来日するアスミク・グリゴリアンのソロコンサートと、6月にナディーン・シエラを擁して来日する英国ロイヤルオペラの「リゴレット」
どうやらスリム化は難しそうです😅