やっと梅雨に入りましたね。



遅れましたが、朝顔の種をまきました。



貧乏性なので、間引きができません😅
どうしよう...(笑)





小野寺史宜さんの「まち」を読みました。


以前「ひと」を読んで、とてもよかったので、いつか読もうと思っていました。



今年の初めから副甲状腺の手術のことで心がざわついちゃって..


この本は落ち着いた気持ちで読みたくて、「時」が来るのを待っていました。



 


 

 

あらすじです

 

幼い頃に火事で両親を亡くした瞬一は、群馬の村で祖父と暮らすことになります。

祖父は歩荷(ぼっか)という山小屋へ重い生活物資を背負って運ぶ仕事をしています。

 

 

瞬一が高校を卒業した時、祖父は東京へ行け!と言います。

進学でも就職でもいいから

よその世界を知って、人と交われと...

 


瞬一は東京の江戸川区に住み、バイトをしながら、

職場やアパートなど、その街の様々な人と出会い、語り合い、

人を助け守ることも経験して、自分の道をみつけていきます。

 


 

祖父のことばも刺さりました。


「 瞬一は頼る側じゃなく、頼られる側でいろ。お前を頼った人は、おまえを助けてもくれるから。

助けてくれなくても、お前を貶めはしないから。  ···人は大事にな。」

 

瞬一がいつか一人でも生きていけるような言葉を掛けたのでしょう。




ある若者の、東京での素朴な暮らしが淡々と書かれている話ですが、心が静かに洗われました。



瞬一は真面目で心根が優しいのです。人に気遣いができ、困った隣人を助け守ります。


そして、

まちの中で、人と接することで、

気づきを得て人生の道を拓いていきます。


やはり人を大事に、ですね。


 

機会を見て「いえ」も読んでみようと思います。




拙い感想文をお読み下さり、

今日もありがとうございます。




今週も皆様にいいことがありますように照れラブラブ