先週は記録的な大寒波でしたね。
皆さまの地域は大きな被害はなかったでしょうか?
26日の朝、なんか大雨が降ってるような音がするなぁ?と思ったら、隣の親戚のうちの水道管が破裂し、噴水のようになっていました。
外の植木専用の配管で、叔父が給水バルブを止めたら治まったので大丈夫でしたが、もぅびっくりしました
連日、ニュースでしきりに水道管の凍結に注意と言ってましたが、気を付けないとですね。
さて、先日、坂木司さんの『ショートケーキ。』を読みました。
そう『和菓子のアン』の作家さんです。
ショートケーキ。にまつわる5つの短編からなり、それぞれのお話がリンクしている連作なのも、目線が変わりよかったです♪
ショートケーキと言えば、
お祝いごとやクリスマスってイメージだけど、人それぞれのストーリーがあります。
ホールケーキを食べられない家庭環境もあるし、育児でケーキをゆっくり味わえない時期もある。
母子家庭の女子大生や子育て中のママ、経理の女子社員などが登場し、
なかなか人に、その頑張りをわかってもらえないけど、その姿をそっと見守っている人も出てきて、ほんわかしました
また、食べる側だけでなく、ケーキを売る側のお話もありました。
コージーコーナーでバイトしている男子のお話では、
ケーキは何かから人を救っているから、夜疲れて帰ってきた人も買えるように、売り切れにしたくないという言葉もあり、
「世の中にはつらいとき酒を飲むように、ケーキを求める人がいるだろう。」
そう、まさに私はこれで、
とてもストレスが溜まると、無性にケーキが食べたくなる時があります。
そういう時は和菓子ではダメなんですよね。
昨秋に、台風の落雷で、テレビや電話線などが壊れてしまって、焦って対応している時もケーキを買いに走ってしまって...
その時はモンブランだったけど、ちょっと救われたのを思い出しました。
こちらは、お菓子好きな坂木司さんのショートケーキが溢れた一言。
「白が基調にワンポイントの赤が聞いてて、甘くてふわふわでいい匂い。・・・
誰からも愛されて、いつでも人気者。
たとえ生クリームの質が悪くても、イチゴの鮮度が落ちてても、ショートケーキってだけでそれなりに食べられてしまう。
そして、どんなに高級なケーキが並んでいても「結局これだよね」って感じになる。」
「頑張っている皆さん、たまには懐かしのショートケーキを食べて、幸せな気持ちになってね、救われるよ。」と坂木さんから、そう言われてるような一冊でした
また、
あとがきに、コージーコーナーのポスターが紹介されていて、
ケーキを買った人の足どりが、上手く表現されて、ポスターのタイトル(拡大してみてね!)もあるあるで、微笑ましい
で、読後はやはりこうなります
単純ですね。(笑)
イチゴがちょっと酸っぱかったけど、許しちゃう
皆さんはどんな時にケーキを食べますか?好きなケーキは何ですか?
今日も、いまいち本の魅力が伝わらない感想文をお読み頂いて、ありがとうございましたm(_ _)m