腎臓病とは、もう35年ほどの付き合いになります。長いですね。


中学の時、検尿で再検査となり、

腎生検したら、膜性増殖性糸球体腎炎でした。患者数が減ってるそうで、同じタイプの方に全然出会えません。


ステロイドパルス療法を2度したり、
プレドニン40ミリや60ミリを隔日で
飲みましたが、効きませんでした。


高校生の頃、ステロイドに追加して
まだネフローゼには治験薬だった
シクロスポリンという
免疫抑制剤(確か?400ミリ)を飲んだところ、
腎炎の進行は止まりませんでしたが、
ネフローゼ症状の尿たんぱくが
減りました。


発病から10年間で
腎生検は5回やりました。
まだ若かったし、
治験薬シクロスポリンの効き目も見るため、
先生方がとても慎重に経過を診ていた
ようです。



それから、プレドニン、免疫抑制剤などを減量して調整していたところ、

35歳頃、病気の勢い(補体値)が、
やや衰えてきました。
進行が遅くなったのです。


が、薬を減量していき、やめると、
再燃し、いまだ、薬をやめることが
できません。


若い時は何度か入院しましたが、
腎炎の入院は、もう25年間なくて、
今は、3ヶ月毎の通院のみです。



現在の腎機能は

クレアチニン1.6~1.8台
eGFR28


現在、飲んでいる薬

プレドニン、5ミリ
ネオーラル、免疫抑制剤、25ミリ

タナトリル、降圧剤
フェブリク、尿酸
バイアスピリン
メバロチン、コレステロール
ビタミンD



発病時に10年で透析になるかもしれないと言われました。


病気にも薬の副作用にも
いろいろと泣かされました。


でも、
いまだ保存期で
疲れやすく、不便もあるけど、

普通に日常生活が送れて、
自営ですが仕事もでき、
たまに旅にも行けて、

私の腎臓よくもってくれてるな、と
有難く思っています。


そして、
この有難い毎日は
支えてくれた家族や親戚、友だち
腎臓内科の先生方の
お陰だと思っています。
感謝です!