リーダーです。
クラスの子どもたちが、六年生を送る会で自作劇をします。
どうしても劇をしたいということでした。
そこで、どんな劇をするのか、話し合いをしていましたが
ホラー+お笑いという、素晴らしく興味深いコンセプトに決定しました。
子どもたちなりに一生懸命準備をしています。
ある子が「先生、♪きっとくる~のCDないですか」
と聞いてきました。
あるわけなかろうに。
しょうがないから優しい先生は
ツタヤへ行ってCDを借りてきました。
映画のサウンドトラックの中で運よく見つけることできましたが
一枚だけ借りていくのもなあと思い、隣の棚を見ると
クラシックがありました。
合唱を離れて久しいので、ちょっと聞きたくなり
モーツアルトを何気なく一枚とって
レジへ向かいました。
レジには二人並んでおり
ぼーっと待っていました。
自分の番になり、CDを手渡したとき、我ながらこう思いました。
「なぜこの2枚」
そう思った瞬間、店員さんと目があいました。
きっとこう思っているに違いありません。
「モーツアルトとリングのサウンドトラックを借りるなんて・・・この人は何?」
とたんに早くその場を去りたい衝動にかられました。
「5枚で1000円ですがよろしいですか。」
という言葉も、もはやどうでもよろしい。
おそらく、この組み合わせでレンタルをした人は、
世界中で私だけでしょう。
くっそー、なんだか恥をかかされた気分です。
仕返しに(?)明日給食の時間にでも、突然
♪きっとくるーを流してみようと思います。