リーダーです。
 
今日賃貸住宅の関係者の方とお話しをしました。
その中で、
「部屋がきれいな人の場合、最後の部屋の立会いの時に敷金の返金についてだいたいもめないからスムーズに話ができる。しかし、部屋が汚い人ほど、敷金の返金についてもめる傾向があるから、気を付けて話を切り出す。」
という言葉がありました。
 
ついつい私たちは、
○○をする人は○○な人
と決めつけたりひとくくりにしてしまいがちです。
 
この人を非難するつもりは全くありません。
 
人間というものは本当に一人ひとり様々。
その一人ひとりについて、最初から情報を整理していくことは不可能でしょう。
そのため、分類をすることから始め、細分化していき、自分との立ち位置を決めていくのだろうなと、
その言葉を聞きながら考えていました。
なんというか、部品を一つずつ組み立てていくのか、大きな素材から削り取っていくのかの違い。
 
だから、この方は、よく知らない人に対しては
そのような形で入り、対応を考えていくということなのでしょうね。
 
 
ここで思いついた言葉が、アウトプット。
最近では、スピーチやプレゼン、自分を表現していくことの重要性の中で
よく耳をすると思います。
 
しかし・・・、考えてみれば生きているということ自体が
アウトプットなのだなあと思いました。
つまり、無意識にアウトプットしているということ。
 
意識下のアウトプットというのは練習も訓練もできます。
「どんな風にみられているかな」「どんな風に感じられるかな」
だから上達します。
 
無意識下のアウトプットというのは、おそらく人柄や習慣が
ダイレクトに出てしまっているということ・・・。
そして、だれもがそのアウトプットを受け分類する立場にあり
アウトプットをし、分類される立場にあるということ。
 
 
結局、意識下のアウトプットを鍛えても
無意識下のアウトプットを洗練させなければ
信用される人間になれないということなのかなあと思いました。
 
よりよく生きる、ということとアウトプットという言葉が結びついて
なんだか、すっきりしました。
 
あー。伝えるように書けません。
やはり意識下のアウトプットもなかなか磨けないもんです。