タカラジェンヌ月城かなとさん
貴重な最後の前楽公演
無事に観劇させて頂きました。
ありがとうございました。
感謝。。。
大阪に帰るまでブログ更新するつもりはなかったのですが、書かずにはいられない!
書き留めておかないといけない!!
だって、
サヨナラショーのれいこさん
めちゃめちゃ寂しそうな表情でした。
あんな寂しそうなれいこさん観たことないです。
違う!
いつもと全然違う!!
大劇場の前楽でも千秋楽でも観ていない表情。
短いながらも、3年、4年、れいこさんの舞台観て来て、あんな寂しそうな一瞬一瞬の表情観たことないです。
半分トップスターの月城かなとさん、
半分、人間れいこさん。
あんなにこわばっているステージのれいこさん、
初めて感じました。
誰よりも寂しがっているのは、きっと月城かなとさん、れいこさん。
トップスター就任時の思い、がむしゃらにやってきた事、いつも月組のこと、組子のこと、ご一緒に卒業する組子のこと!
ご自身のことはいつも二の次・・・
そんなれいこさんのトップ人生・考え方・舞台でのたたずまい、時間経過・・・
今日の前楽サヨナラショー
大劇場と同じ衣装、髪型、メイク、構成、楽曲、ステージングなのに違う、今まで感じたことがない生身のれいこさん。
優しい表情が、眼の奥が、月城かなとさんではなく、人間れいこさんでした。
きっと走馬灯のように、ご自身の歩み、記憶、思い出、宝塚歌劇への想い、ファンの皆様への愛、
一つ一つ感じながらステージングされていたと感じました。
いつも知的で優等生的、クラシカルな大人モード、客観的にいつも全体を俯瞰して考えているロジカルな思考、クールビューティーな美しさ・・・
そんな他人の諸々の表現で表されるれいこさんではない、生々しい月城かなとさん🟰人間れいこさん。
トップスターとしての大きな責任と覚悟、伝統の重み、弱音を吐けない立場、超努力、いつも自分よりは組子・・・
そんな清廉な意思と決意で創りあげてきた月組。
だからこそ、
最後に初めて感じとれた気のするありのままのれいこさん。
メイクしてても、衣装きてても、月城かなとさんではなくれいこさんでした。
舞台に立っているタカラジェンヌ月城かなとさんではなく、人間れいこさん。もう隠す必要もないオブラートに包む必要もない、月組トップスター月城かなとさんではなく、1人の人間れいこさんが投影されて表現され、内面が解き放たれたサヨナラショーのれいこさん。
そんな生身の生々しい感情のれいこさんを観れて、感じとれて、気づけて、最高にしあわせな前楽公演でした。
れいこさん
泣いていいんですよ。
笑っていいんですよ。
悲しんでいいんですよ。
寂しがっていいんですよ。
弱音吐いていいんですよ。
ラスト1日ぐらいワガママゆっていいんですよ。
ファンも負けじと一緒に、
泣いて笑って悲しんで寂しがりますから!(笑)
もう間も無く七夕の7月7日。
本当にタカラジェンヌ月城かなとさんとお別れする時が近づいてきました。
ラストデイ・・・
ただただ願っています。
誰よりも祈っています。。。