
嬉くて、幸せだったので、
奮発して、
穴子のテイクアウトなんか、
いただいちゃいましてね。
それは、
霜月のスッキリした秋晴れというか、
冬の入りとも取れるんでしょうが、
少し肌寒く、
それも悪くはない日曜日のことでした。
たまたま、
ダメ元で申し込んだ芝居のチケットが、
運良くとれて、
しかも実質最前列で、
目の前に、大豆田とわこならぬ素敵な演者が、
それは楽しそうに、
それは全身でエネルギーを出していましたら、
否が応でも、
元気になりますよ。
散らばったピースが、
素敵な歌声と共にザクザク回収されながら、
時に大爆笑をかっさらいながら、
心地よいリズムを奏でていくんです。
最っ高です。
話が、ちょっと松尾さんテイストじゃないなぁと思って見てたら、
なぁなんとまあ、
私の夜のエンタメ「カムカムエブリバディ」の脚本の藤本有紀さんがご担当。
作家の苦悩も、
ちょっと共有できた気がします。
(ほんとは、あんなもんじゃないんでしょうけど)
音楽も、
セットも、
照明も、
もちろん、演出も
(最近、演出家の凄さがしみじみわかります)
素晴らしかった。
というわけで、
帰りしなに肩がすれ違う位置にいたのが、
宮藤さんだったことに気づいて、
さらにドキドキが増した私でしたので、
焼き穴子と煮あなごの2種類入った、
ちょっといいお弁当をお土産に、
二重、三重の美味しさを噛み締めた、
大人東京探訪でした。
朝から右側の方が永田町をにぎわし、
警察の警備が厳重だったことは、
記憶の片隅に置いておきます。