夏の終わりに見に行きたかったけど、
緊急事態宣言で諦めた、砂の女。

配信が決まったというので、
これは!と観ました。

安部公房、
不条理で後味がまぁ、悪い!

無意識に意識してその道を選んで、
自分なりに逃げ場を作って、
戻りたい、逃げたいと思っているのに、
いつまでも離れない。

途中に挟まれる、
警官や中学校の先生たちの織りなす会話が、
恐怖をさらに駆り立てるんですね。

音の使い方も良かったなぁ。
上野洋子さんを舞台上部に据えて、
効果音も生演奏。
臨場感あふれる演出でした。

さて、今週から年末年始まで、
自分的には怒涛の日々になるかもしれないと思っております。

緊急事態宣言が明けましたから、
仕事ももちろん、
エンタメもね。

大晦日まで、
芝居を三本観る予定。

芸術があってこそ、
生活は明るくなりますよ。

さて、仕事しよっ。