1日目の夜は、
士林夜市(シーリンイエスー)という台北で一番大きな夜市に行きました。

ここは、
台湾の車での交通マナーと同じで、
ちょっとごみごみしています。

(余談:台湾はバイク王国で、2人乗りは合法、下手したら3~5人がスクーターに乗っていることもあるそうです。1車線に3台バイクが並ぶのは当然、車だって白線をはみ出て自由に運転しちゃいます。ただ、人は引かないように運転しているから、横断歩道を渡る際は、大阪のおばちゃんみたいに肝を据えて一気に行けば安心だそうです。  私は、この旅で2回ほど『ひかれる!』と思いました。非常に心臓に悪いマナーです。)

衣料品街・飲食街とはっきり分かれてはいるのですが、
にしても、
MRTなど日本以上に発達しているところもあれば、
戦後の日本みたいに体の一部を失った人が小銭を請う姿も見受けられます。
(ところどころにいるから、心が痛いのです)

発展していく街というのは、
夜が元気で、ギャップがあるというのが共通点なのでしょうか。

話がそれていっていますが、
とにかく夜市は思ったほど楽しくなかった、
というのが印象です。

基隆のほうが整備されていて行きやすいみたいなので、
いつかそちらに行ってみたいと思っています。

で、帰り道でのお話です。
MRTに乗って帰ろうと、モノレールに乗り込みました。
しかし、時間になってもまったく動く気配がありません。
周りの皆さんも、ちょっと困惑しているようだったそのとき、
車内アナウンスが。

皆がし~んとなって耳を傾け、アナウンスが終了したと思ったら、
いっせいに『あ~』と残念な声が上げられ、
皆様、一気に下車し始めました。
モノレールの電子表示は難儀な漢字で書いてあるので理解不能でしたが、
唯一わかったのは、このモノレールは動かないということ。

乗っていた車両は進行方向と逆に進み、
後続の車両もやっぱり動かないという電子表示がなされ、
駅に到着したお客さんはどんどん降りていきます。

なぜ乗れなくなったのか理由を知りたいのですが、
人に聞こうに聞けません。
近くのおばちゃん2人組は私たちに理由を尋ねてくる場面もあったのですが、
それは私たちが知りたいことで、
しかも中国語でさっぱりわかりません。

『We can't speak Chinese.』 

というと、
あら、そう。みたいな反応をされ、

『Are you Japanese ? 日本人?あ~、そうなの。』

という反応でなぜか納得し、
ほかのお客さんに理由を尋ねて回っていました。

結局理由は定かではありませんでしたが、
時刻掲示板にamblanceの文字が出ていたことは、
帰りのタクシーから見ることができました。

帰り着いたときはへとへとで、
ホテルへ帰ってすぐ寝ちゃいましたとさ。


二日目の話を書こうとしていたけど、
ここまででかなりの字数なので
また後でにしよう。