不必要な干渉

元来、【ほっといて欲しい】性格である。

プライベートは、
たとえ大切な人にでも、
全てをさらけ出すことはしないし、
覗かれるなんて、
まっぴらだ。

だから、
自分の思考していることも、
隅々まで吐き出したことはなかった。

人間は結局は孤独なのだから、
世の中たいてい、そうだと思う。

ときに、
考え直すべきことが多数発生した場合。
正直に言えば、
今日のできごとにて。

行動に起こすまでには、
どうしても数秒でも時間があるから、
その間、
グチャグチャになるまで考え込んでしまう事は
あるかと思う。

そこに、
余計な足が一本入り込んできたら？

グチャグチャは、
ぐっちゃぐちゃにまで変化し、
最期にはドロドロになって、
べったりと癒着するまでになる。

噛んだあとのガムを、
髪の毛に付けられた感じだ。

ついでに、
一人に話したら周りの10人に吹聴してまわる周囲の『女』たちのおかげで

今日の事態は、
余計に収集がつかなくなってしまった。

自分のことは、
自分でかたをつけたいのが大抵の人間の心である。
だからこそ、
狂うほど考えに考えての決定に、
【アドバイス】という名の余計な世話をかけられると、

【おまえになにがわかる！】

と、ブチ切れそうになった。

だから今日は、
高鹿氏に倣い、
【逆に笑顔】効果で
踏ん張り通した。

恨み辛みも、
しばらくはこれで隠していかなくちゃ。

信頼・尊敬できる友と再会できるあの日まで。