気流の関係で大きな揺れが度重なる機内で、
隣に座る紳士が肩をふるわせていた。

落語を聞いて、師匠を前にした観衆と共に、大いにうけているのだ。

「愛しい妻と行く、波瀾万丈なカナダ、5泊7日の旅」を無事終えたのもつかの間、

「第2の波」ならぬ機内の激しく揺れが襲って来ようとも、

「屈しない」

と固い信念を、
持っている(かは知らんが、気持ちは多分)パ-マ-な紳士は、

決意を示すかのごとく、ひたすら肩を震わせていた。

こういう人が、長生きするんだろうな。


■最後に、今日は何位か見てみよう!■