梅田芸術劇場にて、「吉原御免状」を。

思いのほか、梶原善さんがよかった。
真面目な橋本じゅんさんも、なかなか恰好いい。

椅子が硬くて辛い劇場だったけど、人間の「悪=心底の鬼」を具現化しらしめた古田氏は、
心の底から憎らしい男を演じ、
「お前なんか、切られてしまえ!」
と、すっかりそっちの世界に引きずり込まれてしまった私だ。

「吉原」という女の世界の裏にあった、男たちの物語。

おひょい
さんの間が、
独特(なのか、単に危うかったか知らんが、ともかくそんなふう)で、

所々時間が止まったように感じた。

これもまた貴重な経験!