
センツキで、2日にわたって2度も手を切りました。片手づつ。
右手がチクチクするので、よく見てみたらトゲが刺さっていました。サボテンの。
どうも、痛いこと続きでタイピングに苦労している私です。
人差し指の不自由さが、ここまで身に染みた経験もあまりありません。
さて、今日はどこぞで予告していた通り、映画のご紹介です。
以下は、バカ感想。
「ターミナル」
監督:スティーブン・スピルバーグ
cast:トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 他
story:クーデターによって事実上祖国が消滅。パスポートが無効になってしまった東ヨーロッパのクラコウジア人、ビクター・ナボルスキーは、空港でアメリカへの門戸を閉ざされてしまう。やがて彼は、いつまで続くか分からない“滞在期間”中、どこの国にも属さない人間として、空港ターミナル内だけでの生活を始める。アメリカなのにアメリカではなく、しかし最もアメリカ的な場所で、食事をして、仕事をして、友人を作り、恋の花まで咲かせ、ビクターは“何か”を待ち続けているのだった…(どこぞより抜粋)
私にとって映画を観ることは(特にレンタルは)、芝居を観るよりも勇気が要ることなのです。なぜなら、自分のペースで停止も出来れば、再生だって出来るから。『観ないでおこう』を思えば、簡単にやめられちゃうんですもの。おまけにこの『ターミナル』も話の内容をまったく知らなかった。それでも触手が動いたのは、ジャケットのトムが困った表情をしていたから。彼の困っている顔の原因を知りたくて、借りてみたのです。
「ターミナル」だけあって、話が複数同時進行するこの映画。一杯詰め込みすぎ感は否めないけど、トム・ハンクスがグイグイとストーリーを引っ張って行くので、思っても見ないほど笑ってしまった。彼は、純粋な人間が得意だねぇ。この世にここまでのピュアな人間なんていないとわかっていながら、彼を大好きになっていく周りの人間と一緒に、鑑賞側の私も同じように彼を好きになっていく。これがまた不思議でねぇ。楽しいんだ、好きになることが。
別にいいのです、彼が恋のお手伝いをしようが、誰かに恋をしようが、税関に引っかかった青年を助けようとしようが。謎の缶の中身が何なのかなんて、知らないまま終わっても良いんです。ただ、トム演じるビクター・ナボルスキーを、みんなが好きになるところだけ見ればいいですから。
・・・なんて言ったら、怒られちゃうかしら?
いいさ、後はご鑑賞あれ!観てると、中盤で顔がニンマリしている自分に気付くだろうから。
あと一つ、噴水のシーン。水がどうのこうのな部分は、ラストの彼女との関係の伏線だったのね。納得。
どうでしょう?少しは観ようという気が起きたかしら?
私の大好きな女優、木村多江さんが結婚とな。よりによって電通マンと。あんなきれいな奥さまがいたら、早くおうちに帰ろうと思うわよねぇ。幸あれっ!
そして私。もう怪我をしなさんな!幸あれっ!