「タイガー&ドラゴン」か「大助・花子」か。
落語か、漫才か、宮川か、ってな話で一体何が言いたいのかというと…。

先週から始まった「タイガー&ドラゴン」は、キャストとストーリー展開と映像のつくりで「TBSのお得意かい?」なんて思うわけだけど、面白いのは落語のシーンだけで、後は何がなんだか。ちょいとクドカンが大変そうな気がしないでもないにしろ、正直飽き気味な感じ。それよりも、いつだったか夕方放送されていた宮川大助・花子の漫才の方がよっぽど面白かった。上方漫才はものすごいスピードで進んでいくからか、気持ちがいいんだよな。ボケ担当の大助さんが今時のゆったりした速度に対して(顔から想像したかもしれないけど)、花子さんのものすごい数&とてつもないスピードのツッコミ。夫婦で漫才やっていると、どうしてもカカア天下の流れになるが、「人の不幸は蜜の味」てな言葉の通り、よそ様のごたごたは楽しいもので、けんかごしのやり取りが笑いを誘う。長時間見ているとさすがに疲れるけど、少しなら元気が出る面白さだ。若手のコントも面白いが、熟練の漫才も捨てたもんじゃない。見る価値ありありでがす。

そういえば、最近朝の時間帯に少し前のドラマを放送しているいるのだけれどはまっているのがこれ、
「ひとの不幸は蜜の味」。
大竹しのぶが漫画家という設定でドロドロはしてないけど、ちとごたごたしたドラマ。かつて夜9時台に放送されていたのを家族全員で見ていた覚えがあり、私の妹さえも知っている番組なのだけれど、一体いつ観ていたか不思議何だよねぇ。何年前のやつかしら?大竹しのぶ演ずる勝気な漫画家のアシスタントをしている気弱な女の子が相楽晴子で、後に大竹しのぶの婚約者を奪ってどうのこうの…ってな話だったような気がする。結局相楽晴子も不幸になっていくんだけどね。
しかしこれ、結構面白い。特に、清水美沙が面白い。ぽわーとした人間が叫ぶときの焦燥感が、妙に私を笑いに誘うわけです。「黒革の手帖」の再放送を見たときと同じくらい、毎日目が離せないドラマです。機会があれば、見てみてくださいな。

さてさて、今日は23日。いや、24日か。
運転免許をとってから早10日。法廷速度をある程度守りながら、目線が右にいけば車体も右に、左に行けば左に。まさに一心同体の状況がいつ事故につながるか知れない中で、常に前のめりになって運転してしまう私です。悔しいかな、まだ力が抜けません。乗せる人は口々に「初心者のわりには安心して乗っていられる」と言ってくれますが、1年かけてじっくり取った免許ですもの。実家に戻ってくるまでは運転と運転の間に数ヶ月の時間差が常にあったんですもの。恐怖心から安全運転をせずにはいられないのよ!
(通っていた大学の付近で自動車学校に通っていたわけではなく、長期休暇で実家に戻るたび、大学とは程遠い実家の近くにある自動車学校に通っていたのです。自宅から徒歩5分。うちにマンションから講習状況を眺めることが出来るほどの距離。)
てなわけで、国道1号線・2号線ならぬ、3号線を通るのがちと恐怖の私ですが、何事も慣れ!登坂車線行ってりゃ、初心者マークがキラギラと輝く車でも、多少はマシだろうさ!

以上、昨日昼ごろから圧迫感の強い頭痛に悩まされ、夜にロキソニンを飲んで回復した元気な私より、檜花粉がまだ続く辛さに絶えながら。