ナイロン100℃「消失」 in 栗東芸術文化開館さきら ソワレ

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:みのすけ、大倉孝二、犬山イヌコ、三宅弘城、松永玲子/八嶋智人


終演後の帰り道で、涙を止められなかったのは何故だろう?


大切な人を失った人間は、何かでそれを埋めようとする。空いた穴を埋めることは出来ても、傷はずっと残ったまま。一生治ることなく、居続ける。いないと認めたくない気持ちが、いる「振り」を許してくれる。感情の矛盾をやらせたら天下一品のケラ作品に、今回ばかりは涙が流れた。

ケラさん、ありがとう。みのすけさん、ありがとう。

・・・これ以上を言葉にするのは、今は無理です。
もう少し時間が経ってから、感想を書いていきます。
ごめんなさいね、読んでくれたあなた。明日くらいにまた更新しますから、もう少しだけお待ち下さいな。

とりあえず言葉に出来ないほどの何かをもらった作品だったので、感情の捌け口にしてしまいました。
一つだけ言っておくと、本当に大切なものは、目の前から消失してもずっとそこにいてくれるんだなと思った、あっという間の3時間。