今年一発目のテーマにふさわしいかは疑問だが、皆様明けましておめでとうございます。
本年もこの「カフカ的芝居日記」のご愛顧をよろしくお願い致します。

さて、2005年1月3日に引いた御籤の結果。
ちょっと気になったのは、「縁談」の項目だった。以下、抜粋いたします。


縁談 女の妨ありて半ばよし破るることあり他人に頼みては叶ひがたし真実に世話する人に頼みて可


これは一体どう解釈したらいいのだろう?
まず、区切るところから始めよう。大きく分けると「破るることあり」でスラッシュ挿入。前後の文は完了だ。では後半の文章から見てみる。これは「叶ひがたし」でスラッシュ挿入ができるので、解釈としては文字通り「他人に頼ってばかりいると良い縁も切られてしまいそう。場合によってはその人に奪われてしまうかも?だからあなたの本当に信頼できる人間に助けてもらうとよさそう」ということだろう。

では次に前半の問題に取り掛かる。
まずは1つ目の解釈:「女の妨ありて」が「半ばよし」と「破るることあり」の両方を修飾している場合
この時は、誰か知らんがよその女の作用によって二人の関係が盛り上がる可能性もないとは言い切れないが、場合によってはこの女から壊されることになるだろう、と言っているのだろう。
そして2つ目の解釈:「半ばよし」と「破るることあり」で完全にスラッシュを入れてしまう場合
この場合は、私以外の女による何らかの世話があるほうが「半ば」の可能性で確実に縁があるだろう。しかし破れる可能性あり、というか大という具合かもしれない。

結局、私の縁談は誰かしらによって「壊される可能性が高い」と解釈した。
「珍しく大吉が出た」と喜んでいたら、こんな大穴が潜んでいたとは、知らなんだ。